学習方法

学習方法ワンポイントアドバイス

各教科の学習その他、いくつかご紹介いたします。

学習方法についてのブログ記事はこちらからどうぞ

小学生(保護者の皆さま向け)

  • 国語

小学生の国語で意識してほしいものは、「語彙力」です。言葉の数を多くすることが重要です。勉強だけに限らず、ふだんの会話や遊びの中で語彙力は学ばれていきます。お子様から「それどういう意味?」と聞かれた場合は、きちんと説明して理解できるようにしてください。

漢字をしっかりと学ぶのも大事なことです。何度も何度も書いて練習するのではなく、漢字そのものの持つ意味や使い方を理解してから練習をしてみてください。

  • 算数

基本的な計算ができることはもちろん必要なことですが、計算だけできても使えないと意味がありません。足すことやひくこと、かける、割るというものが何をしているものなのかを理解させてください。機械的な作業のような計算は、算数や数学の力ではなく、単なる暗記にすぎません。

文章題でも図形でも考えて考えて、そしてわからなかったら解答・解説を見て、理解したら必ずもう1度自分自身で解けるか確認してください。○か×かはあまり意味がありません。

また、合っていてもあてずっぽうだったりあいまいな場合はそのままにしてはいけません。

※計算は途中式を書かないのは論外です。


中学生(お子様向け)

  • 国語

国語の答えは必ず文章中に書いてあります。みなさんの考えは聞いておりませんので、本文中から「探す」練習をしましょう。また、問を読むときは、一字一句しっかりと読みましょう。

指示語や接続語なども普段から文章を読むときは意識して読んでみると、ふだんの何気ない時も国語の勉強になります。

古文は、歴史的仮名遣いを完璧にして、そして音読をしてみましょう。古文も英単語同様、重要単語は暗記が必要です。

  • 数学

いわゆる「計算ミス」は絶対許さないという気持ちで計算は行いましょう。ミスの理由が必ずあるからです。それはミスではありません。また、入試を考えるとたった1問でも重要なのです。当たり前ですが、途中式は大きく見えるように書き、間違ってそこで間違いを発見できるようにしましょう。

数学は、見たことがない問題や解けたことのない問題は、いつになっても解けないと思ってください。ですので、「数や量」が勝負です。わからなかったら解答解説を見て、そしてそれでもわからなければわかる人に聞いてください。そして、納得・理解できたら必ずもう1度やり直して、1人でできるまでやり直しましょう。

  • 英語

英語は、音の言語です。まずは単語。読めるようにすることが何よりも重要です。読める・意味が分かる、そして「書ける」となります。そして、文法は言葉のルールですから身につけていくしかありませんが、どんな文でも「誰が・どうする」の順で始まることを意識して問題を解きましょう。

また、英語において音読は最強です。ただ読むだけではなく、意味を理解して、下手でもよいので、正しい発音で、そして「大きな声」で読みましょう。自分の声を自分で聞きながら音読するとリスニングの力もついてきます。

発音は真似て練習してくださいね。間違えてもローマ字読みにしないように。

  • 社会

・地理・・・「自然・地形」「産業」「現状と問題点など」と分けて覚えていきます。活字だけでなく、必ず地図上で、資料を見て、確認しながら学習を進めます。覚えられたら、問題を必ず行うことを忘れないようにしましょう。

・歴史・・・流れ(原因・結果など)を整理して覚えていきます。語呂合わせではなく、「~だから次はこういうことが起きてる」というように理解していきます。

語句を覚えているだけでは点数になりません。語句の意味が分からなければ調べることです。また、史料や地図でも場所の確認をしておきましょう。必ず問題を解きますが、解答についている「解説」も十分に勉強になりますので、活用しましょう。

・公民・・・語句を覚えることが何よりです。聞いたことがないものが多くなるので、その言葉がどういう意味なのかを覚えていかなければすぐに忘れてしまいます。また、ふだんからニュースや出来事などにも意識を持っていくとだいぶ違います。政治や経済などは日々の生活で使っていきますので。

  • 理科

実験器具や実験の手順、方法、結果などきちんと図などで理解してください。

単元がわかれているので、苦手な単元やテスト範囲の単元を中心に行うと思いますが、同じ単元内を学習をしているとき、わからない問題などがあったらあえて飛ばして先に進めてください。一通り終わってから振り返ったらわかることが良くあります。

また、計算問題は必ず練習をする必要があります。特に、「小数のわり算」ができないと困ります。計算の分野はいわゆる「割合」の考え方を使うものがほとんどですので、算数や数学の「割合」も復習するとよいかもしれません。