塾内テスト

春休みの最終日に行った塾内テストの結果が業者から戻ってまいりました。

この結果を見るときはいつも私自身がドキドキしてしまいます。

初めて受験した生徒は、こういったテスト自体をあまり経験していないため、ちょっと悪くなりがちで、それは想定内ですが、複数回受験した生徒の成績推移を見た時に、下がっている場合はやはり反省します。

塾内テストがすべてではないですが、やはり指導した成果が出ていないわけですから、何が原因だったかを必ず確認します。それは生徒の答案とテスト当日の状況を思い返して考えます。

小学生で点数があまり伸びなかった生徒で、よくあるケースは、テスト自体に集中していなかった場合が結構あります。テストを解いていても、途中で飽きてしまう、あきらめてしまう、やる気がなくなってしまうという場合が多いのです。

こういう場合は、その問題ができる・できない以前の問題になるので、テストの受け方や何のためにテストをやるのかをきちんと話す必要があります。

中学生では、どうしても範囲が広くなるので、直前のものは大丈夫ですが、はるか前にやった単元などがほとんどできていない場合があります。普段の実力がそのままそっくり結果に、というわけではありませんが、それに近いものはあります。

そういう意味では、復習も大事ですし、わかったつもりが一番いけません。入試を考えると、結局中学校3年間分の範囲が出題されるわけですから、こういうテストでしっかり点数を取れるようにしていかなければいけません。

ですから、塾としても定期テストはもちろんですが、こういう模擬試験的なものでも結果が出るように指導をしていく必要があると感じています。幸いに今年度は、いくつか指導の仕方も変更しておりますので、今まで以上に結果が出てくると信じております。

そして、大事なのは、テスト結果が返ってきたらもう1度問題と解答を確認しながらやり直すことです。これが最も重要です。ただ受験しただけではその時間の無駄といってもいいくらいですから、必ず結果を確認しながらすべての問題を確認する必要があります。

すでに中学生は約1か月後に中間テストになります。

中2・3年生は昨年度の内容も出る場合があります。今のうちに復習をして忘れているものがないか確認しておきましょう。

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