宿題

彩北進学塾では宿題を出しております。

塾さんによって宿題は、課題をはじめさまざまな呼び方があるでしょうが、彩北進学塾では分かりやすくするためにシンプルに「宿題」と呼んでいます。

宿題は何のためにあるのか、ということですが、いくつかの理由があるでしょう。

おそらく宿題がなかったら、子どもたちはきっと家で自ら勉強することはほとんどないでしょう。机に向かわせるという意味合いは大きいものと考えます。

ただ、彩北進学塾では、「学習意欲の向上」「自学自習の習慣付け」ということを大きな目標にしておりますので、単なるやらせるための宿題ではいけないと思っております。

学年、集団か個別か、その他の諸々の部分を考慮して内容を変えています。

また、一度やったらできるようになる、というのは天才だけですので、一度やっても忘れてしまうのが人間です。ですので授業で一度やっただけで成績が向上するわけもなく・・・そういう意味でも宿題は必要です。

もう1つは、上とほぼ重複するのですが、授業で聞いているときは「分かる」はずですが、実際、自分1人で問題を解いてみると意外に「理解していない」ことが多いのです。そのことを実感してもらうためにも宿題は必要でしょう。

宿題は多い方がいいのか少ない方がいいのか、という話題も良く出ますが、かつては1科目1時間くらいの量を出していましたが、最近はそこまではほとんどだしておりません。

まず小学部は、国語であれば、漢字や語句の問題にしております。算数は、授業でやった範囲とぴったり同じ範囲のものを課しております。

中学部は、集団指導は、授業で進めたものをもう1度テキストでやり直すことになっております。個別は、授業で扱った問題の類似問題となっております。

いずれにしても繰り返すことを意識しておりますが、答え合わせも生徒たちにさせております。以前も書いたように「解答」の使い方を早めに教えるため、もう1つは、すぐに確認しないと忘れてしまうからです。後になって間違えてることがわかっても、その時はすでに問題を忘れてしまいます。できない問題や間違った問題がそのまま放置されていては意味がないわけです。

以上のように、「宿題」と一言で書いても、さまざまな意図があって課しているわけです。量も適度なので、彩北進学塾では、宿題忘れはほぼないに等しい状態となっております。

スタッフも課した宿題は当たり前ですが、解いていますので、必要に応じて授業でも扱うようにしております。

忘れ物をしない、授業をきちんと受ける、宿題をやる、学校の授業もきちんと受ける、こうした当たり前の繰り返しができていれば、成績はしっかりと上がってきますので、このへんは今後も徹底していこうと思います。

コメント


認証コード8104

コメントは管理者の承認後に表示されます。