おすすめの勉強の仕方

世の中にはたくさんの勉強の仕方、学習方法などが紹介されていて、いろいろなものが存在します。どれも正解でどれも不正解といえます。人によって合う・合わないがありますし、うまくはまるもの、そうでないものなどあるからです。よって、いつも書いておりますが、これをやれば大丈夫、というような魔法のようなものはありません。

何よりもまずは、どんな学習法云々という前に、「やる」ことから始まります。勉強ができない、苦手な人にかぎって、何をしていいかわからないと言いますが、その前に勉強をしていないケースがあります。

では、何をすればいいか・・・

まずは学校の授業をきちんと受けることです。当たり前かもしれませんが、これがなかなか難しいのです。ただ聞いているだけでは受けていることになりません。先生の話を聞いて、板書をそのまま写しただけでは、ほぼ参加していないのと一緒です。

授業を聞きながら、疑問点、面白い点、納得出来た点、驚いた点、良くわからなかった点など、自分でわかる文字や記号で、あるいは何かメモ程度でもいいので、書いてみましょう。

それから聞いていて、うなずいたり首を傾げたり笑ったりもしてみましょう。

先生の言葉や一挙手一投足に注意して集中してみましょう。

上記のことだけでも劇的に学力は伸びるはずです。

可能であれば、授業の前日に、授業でやるであろうページを読むことも加えられれば相当力になると思います。

そして、帰ってからは、授業を思い出しながらノートや教科書を見てまとめてみるとよいでしょう。疑問点やわからなかったところなどを調べたり聞いたりしてみましょう。

そして、問題(学校ワークなどでお構わないので)を解きましょう。

ここまでができれば相当なものです。

非常に疲れると思いますが、とっても効果的な学習方法です。誰もができて誰もがいつでもすぐに始められます。

学校の授業をしっかり活用して学力向上を目指したいものです。

授業中、寝ていたり、おしゃべりをしていたり、消しゴムでドミノをしたり、ボーっと夕飯のことなどを考えているなどは論外です(笑)

また、学校の自主勉や宿題などをやるのは当然ですが、これも「終わらせること」が目的になっていてはいけません。どうせ時間を取られるのなら、自分のためにならないともったいないですよね。

特に自主勉は、何でも良いわけですから、ページを埋めることができるものや早く終わるものを選ぶのではなく、上記のことをやるなり、漢字や計算、英単語などの基本的な繰り返しが必要なものをやるとよいでしょう。毎日継続してやることで確実に力になってきます。

以上のことは塾でも同じことが言えます。

ただ塾に来ていれば成績が上がるものではありませんし、授業をただ聞いているだけでも成績は上がりません。授業に参加というのは発言したり、答えを言うことだけではなく、先ほど書いたようなことをするのことが参加するということです。

塾は毎日授業がないのですが、塾の宿題は3日以内にやりましょう。それより間隔が空いてしまうのはあまり好ましくありませんので。

というわけでまずは学校の授業の活かし方を書いてみました。

次回は、別の角度から書いてみますね。

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