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忘れられない生徒…甘え

忘れられない生徒…甘え

忘れられない生徒のシリーズですが、今回は、私自身が非常に反省し、また、きわめて後悔をした生徒についてです。

この生徒さんは、小学2年生の冬に入塾してきました。

まだ当時は、小学4年生からが対象だったのですが、塾生の姉妹ということもあり、受け入れました。小学2年生の冬に入ってきたときは、勉強の仕方、姿勢、態度その他すべての面で少し心配をした生徒です。どちらかというと、勉強よりも遊び、勉強よりも運動といったタイプでしたが、勉強面でも、もともと持っている素地というかポテンシャルの高さには気づいておりました。

ですので、うまくコントロールをしながら、成長とともによくなってきました。そして6年生になるころにはだいぶ良くなってきて、特に国語ではしっかりと文章を読むこともできるようになってきました。

本人も勉強に対してはそれほど抵抗もなく、順調に、と思いましたが、中学生になってから問題が生じ始めたのです。

テスト前などはまだ多少良いのですが、それ以外の通常時は、ほとんど緊張感がありません。緊張感だけならまだよいほうですが、感じるのは、「甘え」です。

長く塾に在籍していますので、塾という空間がもう新鮮さもなければ、先生もずっと知っていますので、なんとなく空気が緩いのです。取り組み方1つを取ってもだいぶ抜けている部分が多く、言い方は悪いですが、塾を舐めてるわけですね。

当然、なかなか成績は上がらず、むしろ下がる一方でした。やるべきことをやらせてもどうにもなりませんでした。あるとき、この生徒の先のことを考えてみたわけです。この生徒さんはすでに将来の方向性は決まってました。よって大学にもいかなくてはなりませんし、相当な勉強もしなくてはなりません。

そこで、この生徒さんの保護者の方に相談をしてみました。

内容はというと・・・

「塾を辞めて、別の塾へ行った方がよいと思います」

ということです。

劇的な変化が必要なほどで、善は急げ状態でしたので、思い切って塾を辞めてもらうことにしました。いろいろ考えて、この生徒に合ったオススメの塾もいくつかご紹介をしました。

聞いたところによると、この生徒さんのその後ですが、勉強に対する緊張感も生まれ、順調に成績も伸びているとのことでした。

これを聞いて安心しました。辞めてもらったのに、さらに成績が下がっているようなことがないようにと、心配しておりましたので。

環境を変えることで、スイッチが入ることは多々あることだと思いますが、このケースでは、私自身が本当に学ばせていただきました。

特に小学校の低学年から入塾した生徒さんとの関係はどうしても他の生徒さんよりも接している時間が長いのと小さいころから知っているのでお互いがいろいろ分かっているので、お互いに甘えが出やすいということです。

この部分に気をつけていかないと、結局は、生徒をダメにしかねないということです。長い付き合いの中でよい信頼関係やリスペクトする気持ちができて良い方向に行くことも多いですが、一つ気持ちの部分で間違えるとダメな方に行ってしまうということを肝に銘じた出来事でした。

当然、それだけ長かったので、最後まで見て、卒塾させたい気持ちが強かった分だけ後悔も大きくなりました。

勉強は、環境が大切です。大きな割合を占めておりますので、こういう部分に十分注意して今後も指導をしていこうと思います。

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