参考書や問題集

勉強をするのに教科書だけでなく参考書や問題集を購入することがありますが、どんなものを買えばよいかを聞かれることが時々あります。

塾生についていうならば、「何も買わなくていいです」と答えております。塾では授業で使用しているテキストがありますし、講習の際にも別のテキストも使います。また中3生になるとさらにいくつか増えますし、入試の過去問も使います。

というわけで不要となりますが、塾に行っていない場合や塾に行ってはいるものの、専用のテキストがない場合などはどうすればよいかとなりますが、はっきり言ってどれでもよいと思います。

多少の違いはあるものの、どれでも一緒と思っていただく方がいいですね。ですから実際にやるお子様の第一印象やフィーリングで構いません。お子様がやりにくそうだなぁ、見にくいなぁと思っている場合は避けた方がよいですね。これが良さそう、これならわかりやすいかも、と思っているものがベストです。

そして、参考書や問題集は、たくさん買う必要はありません。各教科1冊ずつあれば十分です。

良く言われることと思いますが、1冊の参考書を何度も解くほうが良いということです。あれもこれも、と1冊終わったからといって別のものを購入するのは、効率的ではありませんし、覚えることもできなくなりそうです。

まずは1冊をやり切る、それも複数回です。2回でも足らないでしょうか。3~5回くらいやると力がだいぶつきます。

「何ページの何番にかかれていたなぁ」、などのセリフが出て来れば完璧です。

そのくらいやり切ったほうが良いということです。

また、参考書は問題が載っていない場合がありますので、必ず問題ができるようにしましょう。参考書はいくら眺めていても暗記できませんし、理解度も深まりません。必ず問題を解く必要があるのです。問題を解く中で力がつくわけですから、その作業なしには成績アップは望めません。

ですから通常であれば、中学生は学校のワークもありますので、別に何かを用意しなくても全然かまわないと思います。もちろん入試においては足らないかもしれませんが、普段の学習や学校の定期テストであればそれで十分すぎます。学校のワークすら1回も終わらないようでは、他の参考書や問題集に行く必要もありませんので。

書店に行くとよいキャッチフレーズや興味のわくようなコピーが書いてあり、いかにも成績が上がりそうですが、どれでも差がほとんどない場合が多いですから先ほど書いたように、フィーリングで決めて大丈夫です。周りに何と言われようが、いくらすごそうな参考書や問題集が出ようが、1度決めたものを繰り返し行うようにしてください。そちらのほうが違うテキストや参考書をコロコロやるよりもよっぽど近道ですので。

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☆彩北進学塾 中学部保護者会

   7月13日(土)18時30分~実施

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