内申点は大事

埼玉県の公立高校入試における内申書(調査書)の重要性は言うまでもありませんが、思っている以上に重要です。

埼玉県の公立高校入試では、入試当日の点数と内申点の合計で合格が決まります。

当日の入試の得点は、500点満点ですが、内申点は高校によって異なります。すでに県教委のホームページには、選抜基準の資料が出ておりますが、内申点はだいたい300点~700点くらいあるということになります。

となると、当日の500点満点の入試で少し失敗しても、内申点でいくらでも逆転が可能ということになります。もちろんその逆もあるわけですが、それでも内申点が大きく占めることに変わりはありません。

内申点は、まずは学習の記録です。

わかりやすく言うならば、通知表の数字に近いものがあります。

ほぼ学年評定の数字だと思っていただければと思いますので、すでに中2・3年生のみなさんは、見たことがあると思います。中1生は、3月の修了式に初めて目にすることになるかと思います。

9教科の合計になりますので、主要5科だけでなく、いわゆる技能教科の4つも大事です。どの科目がいくつ、ではなく、あくまでも合計となりますので、少しでも多く良くする必要があります。

また、内申点は、中3の数字だけ、2倍だったり3倍だったりもします。(それについても発表されております)

そうなってくると、中3生のみなさんは、1・2年の内申は確定している野で、これから変えることができるのは、2学期の通知表となります。まだチャンスがあるということです。あきらめずに取り組み続けることですね。今の成績で決めることはありません。まだまだこれからいくらでも伸びる可能性がありますので。

中2生は中1の内申はもう変わりませんので、この2年と来年に向けてやるべきことをやるしかありません。技能教科は、授業態度や提出物など、テストではなく、普段を大切にしていく必要があります。

そして、1年生は、まだまだ入試は先だと思うかもしれませんが、すでに受験は始まっているようなものですから、日々努力が必要です。2年後に後悔しないように…

また、内申点は、学級活動や生徒会活動、行事や部活での活躍・成績なども入ります。資格試験の結果も同様です。

中3生のいざ受験校を決めるときになって、1・2年生の時の内申点が悪すぎて・・・という状況にはしてはいけません。

学力は足りていても、内申が足りなくて志望校をあきらめるというのは悔しくてたまりませんから。

これから夏休みに入るわけですから、学校からの宿題もたくさん出ると思います。こういうものをしっかりとやって身につけるようにしていきましょう。2学期からの学習に影響が出ないよう、1学期に習ったものは2学期になる前に1つでも多く克服する必要があります。

中間テストや期末テストで点数がアップできるように夏休み期間を十分有効活用してくださいね。

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