やってはいけない学習法…その4

やってはいけない学習法ですが、ひとまず今回で終了いたしますが、今回は、この2つで行きます。

まず1つ目ですが、国語の文章問題に関してです。

「ただ問題を解くだけ」の学習法は辞めましょう。

よく生徒からこんなことを言われます。

「国語は答えがたくさんあるからよくわからない」

「考えるのが大変だし、何を書いていいか」

まず、国語の答えはいくつもありません。数学などと同様に1つしかないのです。記述の仕方というか、言い回しがいくつかあるかもしれませんが、基本的に解答は1つになります。

また、考えるのが・・・とありますが、基本的には、考えることはありません。すべて答えは文章の中に書いてありますし、極端に言えば、考えるのではなく、探すということです。

そして、最初にも書いたように、国語の文章題をただ単に解いて、答え合わせをしておわり、というのは勉強しているとは言えません。おそらく国語の点数は上がっていかないと思われます。

では、どうすれば、ということですが、以前に、「学習方法」でも書いておりますし、先ほども触れましたが、「探す」ということを意識していきましょう。

また、文章も何となく読むのではなく、指示語や接続語などを意識しながら読むとだいぶ違います。また、問をしっかり読むことで、何を探せばよいか、どこを探せばよいかがわかってきます。

答えはすべて問題文の中にあることを忘れずにしましょう。「みなさんの頭の中には答えはない」ということです。

さて、もう1つは、これは何度も書いてきたようなことをまとめる形になりますが、「1回」で終わらせる勉強は効果がありません。

同じ問題を繰り返し行うことの重要性は言うまでもありません。同じ問題を何回も解くことで、力がついてきます。

1回解けたら終了、ではなくて、同じ問題を2回でも3回でもやっていきましょう。

学力アップに「演習」は欠かせません。たくさんの演習と繰り返しで学力をどんどんアップさせてください。

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