勉強の仕方は人それぞれですが・・・

ここでも勉強方法、学習方法を書いております。

そして、共著ではあるものの、「全国実力派の塾長が語る100の学習法」(エール出版社)でも3つほど記事を書いております。

各教科の学習方法や普段の取り組み方、時間の使い方、やるべきことなど、中3生を中心にことあるごとに話をしております。

そうは言っても、勉強の仕方はひとそれぞれであっていいのも事実で、自分に合った学習法を見つけるのが一番良いわけです。数ある学習方法の中で最適なものが見つかると、急に成績も伸びる場合もあります。

どれが自分に合っているのかを見つけるには、いろいろとやってみるしかありません。そして、まずはその通りにやってみることがスタートです。オリジナルで、とか、自分は人に言われたことはちょっと、などと言う生徒もおりますが、それは、全く持って意味がありません。まずは素直に聞き、それを実行するところが肝心です。

あとは、数多くやりながら、科目によってもやり方が異なってくるので、それぞれで勉強法を見つけていけばいいわけです。

いろいろなアドバイスやヒント、そして、学習法を提案しても、なかなかどれも出来ない生徒もいます。

過去の生徒でも何人かおりました。

そして、5期生の一人は、入塾した時から勉強の仕方がだいぶ間違っていて、何度も伝えていたのですが、中3の1学期の時点でもなおらず・・・夏休みもちょっと微妙という状態でした。

こういう生徒の場合は、もう勉強方法云々ではなくなってきますので、2学期からは、毎日自習に来ることは絶対条件にし、そして、時間も何時~何時はこちらが決めて、その日にやる内容もすべてこちらで決めて、それが終わらなければ、決めた時間でも終わらせずに延長してやらせた経験があります。ここまでしたのは過去に1人だけですが、家でやるべきことまですべて決めました。

こんなにしてしまうと、自分で考えて、ということがなくなってしまうので、あまり良い方法とは思えませんでしたが、それでも成績を上げるため、そして、志望校に合格させるためには、仕方なかったかなと今でも思います。

勉強方法はいろいろありますが、全くダメな方法もたくさんあります。「最も出来なくなる最短ルート」を取っている生徒も必ずいますので、そういう場合は、早めに修正しなくてはなりませんので、ある程度は、こちらで管理する必要があります。

上記の生徒も、高校受験のころには、考えながら自分で決めることが少しですができるようになってきて、高校では、一人で学習するようになったということです。

学校の先生や塾の先生その他、本などでもそうですが、学習方法は紹介されたり話をされることがあると思いますので、勉強が苦手であっても得意であったとしても、まずは、その通りにやってみてください。やらなければ何も変わりませんし、なんだかんだいいわけや理由を付けているようでは、何をやっても変わりませんので、素直に実行あるのみです。

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