中間テストが終わったら…

中間テストが終わったら、点数を見て喜んだり悲しんだり…

それはそれでよいのですが、そのあとをどうするかが大事になります。結果を見てもうおしまい、というのでは何のためにテストをしたのかわかりません。

北辰テストや模試などの時にも書いておりますが、再度、確認です。

テストはいわば、健康診断のようなものです。各科目のテストを受けることによって、今の学習や知識の状況を確認できます。そして、その結果をみたら、それ相応の対応をしなければなりません。もちろん病気ではないので、勉強はそのまま放っておいても死ぬことはありませんし、生きていくうえで身に危険が迫ることもありませんが、健康診断で病気が判明したり、要再検査、となれば悪いところをすぐに治す、という行動になるように、勉強もテストの結果を見て、悪いところや要やり直しのような箇所を放っておいたらいつまでたっても治らないどころか悪化につながりますね。

ですからテストの点数が何点であっても、100点でなければ、やりなおす必要があるということです。過去の生徒で成績が良かった生徒は100点でもやり直しておりましたが。

まずは、すべて解きなおしをしてみましょう。

そうすると以下のようになるでしょうか。

・全く分からない問題

・うっかり勘違いや問題文の読み違え

・テストではできなかったけれど、今は理解できてよくわかる

・簡単で、理解できている

一番下の理解できているものは、もう何度やっても同じ結果にナルでしょうから問題ありませんが、残りの3つについてはもう1度確認してください。

テストの時は時間がなくてできなかったり、焦ったりしてできなかったのに、ゆっくり冷静にやればできる問題は、すぐに解決できると思います。

うっかり勘違いや問題文をよく読まなかったというのは、実は結構危ないのです。うっかりやミスは、原因がありますので、ここでしっかりと確認をして、知識をもう1度整理する必要があります。

そして、全く分からなかったものについては、分かる努力をする必要があります。教科書や参考書、問題集を見たり、他人に聞いたり、解答解説を見たり何かしらの方法でできるようにすることが大切です。できなかった問題は放っておいてもできないばかりか、今後に悪影響を与えるのは言うまでもありません。

ただ解きなおせばいいということではないということです。やり直しや解き直しというと、もう1回やればいいだけと思うかもしれませんが、ただもう1度やったところで何も変わりませんから、きちんと理解できたか、そして、次にやったらできるのかどうかが本当にやり直せたかの基準になるでしょうか。

特に、国語以外の4教科については、早めにやりなおしておく必要があると思いますので、テストが返却されたらすぐにでもやり直してくださいね。

次回の記事で、次のテスト(期末テスト)までにやることを書いてみようと思います。

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