期末テストに向けて(中1・2年)

昨日、中間テストが終わったらやるべきこと、として大まかなことを書きましたが、今回は、少し具体的に何をやればいいか書いてみようと思います。期末テストに向けてというタイトルにしてはありますが、普段からやってほしいものということです。

特に中1・2年生向けになります。

★毎日行うこと。

・英語… 単語の練習(読めて・意味が分かって・書ける)

  極端でもなんでもなく、英語は、単語が何よりも重要です。単語が覚えられなくなるとあっという間に英語の成績はがた落ちです。

・英語… 音読

 音読こそ最良の学習方法でしょう。できるだけたくさん、できるだけ声をきちんと出して、自分の声を自分の耳で聞き、そして、何度も読んで、本文を暗記してしまうほどにしておきましょう。

・数学… 日々の計算練習

 中1生ならば「文字式」や「方程式」を、中2生ならば「連立方程式」などを毎日必ず行いましょう。毎日やることで計算ミスを防ぐと同時に、入試において確実に点数を取れるものですから、日々練習をしておくということです。

・国語… 漢字練習

 漢字は、書かなければ覚えられません。しかし、だからと言って闇雲に何度も何度も書く必要はありません。ただし、漢字については、小学4年生くらいからの漢字を中心に学習をしておきましょう。

・国語… 古文の音読

 英語と同様に、古文も音読の効果が非常にあります。これから学校でも、古文の単元に入っていくと思いますので、さらによいと思います。中1生は歴史的仮名遣いを理屈ではなく、読んでいる中で慣れて身につけてしまいましょう。

以上は、毎日やるものとして、生活リズムにいれてしまいましょう。

そして、続いて「自主勉」について

毎日、学校から課されている「自主勉」。やる内容が決められている場合はそれを行うしかありませんが、自由な場合は以下のものを行いましょう。

それは、学校のワークです。

ではどこをやるのか…

その日の学校の授業で進んだところと同じところを行ってください。自主勉ノートにやってくださいね。ワークに書き込んではいけません。

毎日学校で行ったものをその日のうちにワークで確認すれば、非常に定着しやすくなりますし、何よりも、定期テストの範囲が出るころには、習ったものについては1回は終わっている状態が作れます。2週間前にテスト範囲表が配られた時点では、2周目を始められる状態になってますので、次の期末テストでしっかりと点数を取りたいと思うならば、ぜひ実行してください。

ワークがない教科については、授業で行ったところをノートにまとめたり、教科書の問題を解いたりと何かしらで触れておきましょう。

そして、塾に行っている場合は、塾の宿題が出ると思います。宿題をやる日ややり方が決められている場合はどうにもなりませんが、何もきまりがないならば、できれば授業から3日後、(あるいは2日後)に取り組みましょう。間違えても1週間後の塾に行く前にやるようでは宿題の効果はほぼ0に等しいですので。

そしてもし時間に余裕がある、または次のテストで何とかしたい、とか、勉強を得意にしたいと本気で考えているならば、上記にプララスして、次の日の学校で習うところを教科書などで読んでいく、ということも加えてください。特に、理科や社会は、読んでわからない語句などがあると思いますので、そのへんを次の日の授業でよく聞けるようにチェックしておくとよいでしょう。

以上のことをきちんとやれば、2時間くらいはあっという間です。3時間かかってしまう場合もあるかもしれませんが、きっと毎日繰り返していくうちに相当早くなっていくと思います。そうなれば、学力も上がっていることでしょう。

期末テストも11月の最終週あたりが多くなると思いますので、また直前になって焦ってしまったり、ワークが終わらなかったり、演習量不足にならないように、すぐに始めていきましょう。

これから音楽会などの練習があって大変かもしれませんが、1つ1つ確実に積み重ねて点数をアップさせていきましょう。やがてくる高校入試に向けて、ということになりますね。

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