気持ちと環境が大切

今日の朝、たまたまテレビを何気なく見ていたのですが、日テレの朝番組「スッキリ」で、完熟フレッシュのレイラちゃんの高校受験までの密着という企画をやっていました。すでに今回は第3回目ということでしたが、非常に興味深く見ることができました。「ゼロ」からの高校受験ということで、偏差値も低いのですが、合格への道へということでの奮闘する姿は見られます。

子どもが勉強しないで困っている、子どものやる気がなかなか起きない、あるいは、1年・2年後に受験がやってくるであろう中1・2年生を持つ保護者の皆さまには参考になる部分が多く、時間が取れるのであれば、ぜひご覧いただくのも良いかと思い、紹介させていただきます。

過去の動画も見られますので、ココにリンクを貼っておきます。

または、こちらから。

これを見ていて、いろいろと思うところはありましたが、2つほど印象に。

まずは、やはり勉強は本人が「やろう」という気持ちにならなくてはなかなか成果に結びつかないということ。もう1つは、環境がとても大切だということです。

いくら勉強の仕方を伝えても、いくら周りが先のことを伝えても最終的には本人が自分のこととして意識しない限り他人事でしかないわけです。ダメな勉強方法を指摘しても治らない場合はだいたいこの意識の部分の問題なので、時間をかけて勉強するとか、こんな勉強方法をした方がいいアドバイスもすべて無意味に近くなってしまいます。

「どんなにわかりやすく丁寧に説明しても、出来ない子はその説明を聞いていない」というあるあるです。

反対に、自ら「やらなくては」とか「何とかするぞ」と思った場合は伸びるのがあっという間です。勉強や受験が自分のこととして意識でき、やらないとという使命感のようなものが出てくると本当に吸収力が目に見えて変わります。世に言う「やる気スイッチ」のようなものが入った状態です。

また、環境の面は、彩北進学塾はそういう考えでおりますが、「中学生は家では勉強できない」ということです。家には、テレビ・ゲーム、マンガ、スマホ、布団やベッドなどありとあらゆるものがありますので、逃げ道を作りやすいのと、休憩しやすいということです。気分的にも家ですから「のんびりしたい」「休みたい」モードになりがちです。勉強はしていても意識が別のところへ行きやすいのです。

ですから、塾があれば、自習に行くことで勉強をするモードにはなります。また、他の生徒の様子も見ることができますので、「みんな頑張っているなぁ」「こんなに長く勉強をしているのか」ということを知り、刺激になります。ですから自習に来る生徒が多い学年は刺激しあってよい方向へ進みます。反対に自習に来ない学年はいつになっても来ないということになってしまいます。中3生になればある程度は強制的に呼ぶことで、それが生活リズムになっていき、徐々に自分から来るようになりますが…

サボれる空間があるのであれば、それができない環境に持っていくのも勉強では必要な時があるということです。

特に、なんだかんだで今の時代は、スマホがどうしても勉強の妨げになるので、勉強するときはスマホは部屋に持ち込まない、勉強している時間は一切スマホは無視、というようなルールがないと、意識が常にスマホにいってしまいますので、気をつけたいところです。

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