またまた語彙力

昨日のことです。

卒塾生の1人が訪ねてきました。

この生徒は、アメリカの大学へ進学した生徒です。高3の時まで塾に通っていましたので、1年半ぶりくらいに会いました。

先月末に帰国して、挨拶を兼ねてお土産までもって挨拶に来てくれたわけです。

アメリカでの暮らし、大学での勉強、日本との違い、その他さまざまな話を聞くことができました。カリフォルニアのサンディエゴで生活をしているそうで、私も遥か昔ですが、1か月間の語学研修でカリフォルニアに行きましたし、サンディエゴでは、シーワールドにも行きましたので、なんとも懐かしい気分にもなりました。

肝心な英語の話を聞いてみたところ、大学の授業では、数学が結構大変ということでした。それは数学が分からないのではなく、英語そのものがなかなか難しいとのことです。数学で出てくる英単語などはなかなか日本で習うこともないので、その点で大変さを感じているとのことでした。また、やはり現地の人のネイティブのスピードだと、まだまだ聞き取れないということでした。

そして、最も実感していることが、「語彙力不足」だそうです。簡単な言葉でも知らないものが結構あるようで、語彙力のなさを実感しているということでした。

たまたま先日も語彙力の話を書きましたが、英語においても語彙力の話がちょうど出てきたので、ここでまたご紹介させていただきました。

英語は、単語でほぼ決まるとテストや受験の問題においての話を良く書いておりますが、実際に、現地での会話でもそれを感じるわけですから、やはり語彙力はしっかり身につけないといけませんね。

もう1つ言っていたことがあります。

それは良く言われることですが、やはり日本人はなかなか自分から話かけなかったり、話す勇気がなかったり、積極的に関わろうとする人が少ないようです。同じアジアでの人でも韓国や台湾の人は、どんどん積極的にいくのですが、日本人はそこが弱いのを改めて感じたようでした。この彼もそうなので、少しずつ外にも出ていろいろと経験をし始めたところのようです。

なぜ日本人がそうなってしまうのかは理由がたくさんありますが、そのことについても機会があれば私の考えを書いてみようかと思います。

いずれにしても語彙力とともに勇気も必要なことは明らかです。

せっかく良い話(生の話)を聞けましたから、今後の指導にも大いに役立つようにしていこうと思いました。

また同時にこの彼がますます成長していけることを期待して、来年また会える日を楽しみにしております。

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