読書

子どもたちは学校がお休みになり、しかも突然のお休みですから最初は「やったー」と喜んだそうです。

しかし、すでにまだ1日しか経っていないのに、「やることがない」とか「暇すぎる」と言っております。

休みだからといって外出することをできる限り控えているわけで、ましてや公園にも行けなければ、どこにも行くところがなく、かといって友達と遊ぶにもいろいろと考えるところがあるそうです。

やはり心配なのは、生活リズムです。

聞いたら、すでに起きる時間が遅くなったり、あるいは朝ご飯を食べなかったり・・・といった話が出ております。

学校からは宿題が大量に出ておりますが、普段の長期休暇と同様に、「終わらせる」ことが目的になっていたり、先生たちも急なことでしたからわからないでもないですが、「なぜこれが課題?」と思うようなものもあります。未習単元の予習なども含まれておりますので、本気で学習をするとなったら結構大変です。

そうかと思えば、もうすでに終わった、という生徒もおりますが、これはこれででは明日からどうするの?となってしまいますね。

おそらく学力が高い生徒はますます自分の学習をするのに対し、学力が低い生徒はほぼ意味のない学習やあるいは全くやらないということになりますので、学力差がさらに開くことが予想されます。

1日中家に引きこもってずっと勉強というわけにもいかず、TVを見ていても微妙で、ゲームやマンガや、寝る、という声が多く聞かれてきました。

食事も1人で、というなんともかわいそうな生徒も多いようです。仕方ないとはいえ、一人ぼっちでの食事はちょっと何とも言えません。

今日、会った生徒には私はまずは「読書」「運動」をすることを伝えました。運動は、縄跳びであったり、筋トレや柔軟体操などなんでもいいのですが、1日中家に引きこもっているととにかく体力が有り余ってしまい、ストレスもたまります。やはり体を動かす時間は必要でしょう。そして、ふだんなかなかできないでしょうから、良い機会なので「読書」です。

本でも読めば?という言葉に対し、「そうは言っても家には本はないです」とか「すぐに飽きてしまう」のような声が多かったです。こんな時間に余裕があるときはそうそうありません。せっかくの機会ですから語彙力アップ、読解力アップも狙えますから1日の中で読書の時間をつくってもらいたいものです。

幸い、彩北進学塾には以前も紹介したように「彩北図書コーナー」を設けております。結構多くの生徒が休み時間や自習の時に利用していますので、ふだん本を読まなかったり読むものがなかったりする場合は活用していただくとよいかもしれません。

こんな感じでさまざまなジャンル、さまざまな年代に対応できます。

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そして、最近追加した本がこちらです。
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少なくとも休み中に1冊は読んでほしいところですね。

1日を読書の日に当てるのもよいかもしれません。

家にある本でも、何でもいいのでまずは読むという行為をしてみましょう。何もしなければ何も変わりませんから。

※「うちの子は全く本を読まない」という場合は、もしかしたらご両親が本を読む習慣がないのかもしれません。小さいころから親が楽しそうに本を読んでいるのを見ていれば、子どもも本を読むようになることが多いです。もし幼い子どもをお持ちの方はぜひ自らも読書をするようにしてみてくださいね。

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