彩北進学塾
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先日は、埼玉県公立高校入試問題の数学(学力検査問題)を少し細かく見ての感想を書きましたが、今回は、同じく学力検査問題の英語です。
特に来年・再来年に受験をする中学1年生・2年生は対策をしておかないといけません。
また、英単語の学習の仕方も最後に記載しております。
大問1のリスニングは昨年度と同様の形となりましたので、過去問などをやっていれば流れ的には問題がないものでしたが、昨年同様に、リスニングの音声はスピードが速いです。これは今後も同様かもう少し速くなる可能性もありますから、それなりの準備は必要です。内容的にはそこまで難しくはないのが特徴ですが、やや年々難易度がほんの少しですが、難しくなっている感もあります。
日ごろから音声を聞くことや音読などをして読むこと、聞くことに慣れておく必要があります。
そして、大問2。
ここが絶対落としてははいけない問題です。
日本語のメモをもとに、英単語を入れる問題。
塾生には毎年絶対だからと伝えていますが、まず今回の入試でk出題されたのは
run
December
rains
Wednesday
の4つとなりました。
英単語だけの問題といってもいいでしょう。
ここの対策は、基本的な単語をしっかりと身につけるということです。
月・曜日・季節・数字・序数・中1で習う重要単語
これを確実に覚えて書けるようにすることです。
大問3では長文の量が減りましたし、難易度もだいぶ下がりました。ここの長文も得点源となりそうです。それほど長くないまとまった文章を練習していればそれほど苦にはならない分量です。
それから今回の入試で大きく変更があったのは、大問4と大問5です。
昨年まであった大問5の独立した英作文がなくなり、どちらも短めな文章の読解と、英作文が入ってきております。大問4では2文、大問5では3文以上の英作文となり、今年の受験生は戸惑ったかもしれませんが、来年以降は、対策が取れます。
長文が入った分だけ難易度が上がったとは思いますが、英作文自体はそれほど難しいものを書かせるわけでもないので、これも普段から1文でも2文でもいいので書く練習をしておく必要があります。
いずれにしても、短いものとはいえ、長文の問題は多くなっておりますので、やはり早い段階から長文読解には慣れておく必要があります。そして、埼玉県の公立高校の英語は、「語彙力」がモノを言います。埼玉県に限った話でもないですが、英単語はしっかり覚える必要があると思います。
せっかく学校が休校になっているので、この1か月で1年間の単語をもう1度振り返り、すべてを覚えてみることに挑戦したり、あるいは得意な人は、来年に習う単語を早速学習し、1つでも多く覚えていくという学習をするのもよいでしょう。単語さえ分かれば、あとは文法や表現などを覚えるだけですから、英語が楽になります。
英単語は週単位で1セットとして学習をするとよいと思います。
1年間で約400語を習ってますので、4週間ありますので、1週間100語ずつ覚えればいいわけです。とはいっても、すべて知らないわけではありませんので、実際にはそんなに多くはないと思います。
1日目から毎日同じ100単語を覚えていきましょう。2日目は20個しか覚えていないかもしれませんが、おそらく3日目には40~50個くらい覚えられると思います。4日目で60~70個、5日目で80個くらいになっていると思います。7日目で100個すべて覚えられると思います。
とにかく同じ単語を毎日繰り返すことです。覚えているかどうかのテストも必ず行います。その際に覚えていたものも含めて、必ず100個の単語をすべてテストしてみてください。覚えていないものだけではいけません。毎日同じ単語を100個、7日間続けるのです。
数だけ書くと圧倒されそうですが、やってみればそうでもありません。あとはやるかやらないかの差ですから、早速、今日から始めていきましょう。