45分授業!?

彩北進学塾では、小学部中学部も1コマ(1授業)は45分授業となっております。

短いと言われますが、いくつか理由があります。

その1つは、集中力の問題です。

90分だったり、2時間だったりの授業のことを聞きますが、むしろそちらのほうが私はびっくりです。「長っ!」となります。

人間の集中力は頑張っても25分くらいと言われております。

ですから45分でも長いくらいですが、45分の中には、ちょっと間のはいる時間があるのでちょうどいいくらいです。45分だと子どもたちも「もう終わったの?」となります。

2年前まで中学部は50分授業でしたが、たった5分でも短くなると、全く違います。この5分があるのとないのでは雲泥の差になっております。中学校の授業が50分だから余計に短く感じるのではないでしょうか。45分にしている理由は、科目を変えているからです。彩北進学塾は5教科指導が基本になるので、1日に2~3科目を受講してもらっております。ですから1コマの授業時間が短いとうまく回ることができます。これも気分転換というか、科目が変わることでより集中力が増すという効果もあります。同じ科目を長々とやると飽きてくるのと、特に苦手な教科などは苦痛でしかありません。

そして、短くても大丈夫な理由が、以前も書いたように「演習」が中心だからです。演習というのは、子どもたちが問題を解くということでこの解く時間を多くしているということです。先生が全員の前でべらべらと説明をしたり、長々と講義をしていても、学力はつきません。60分話した内容は終わったころには5%くらいしか覚えていないわけです。子どもたちも聞いているだけなので負荷がかかりませんし、それでいて分かった気がしてしまうのですから怖いものです。

それらの理由から45分授業としております。小学生は学校と同じなのでリズムがつかみやすく、中学生は学校よりも短いので早く感じるということでそれぞれにメリットがあります。

なぜこの話を書いたかというと、お問い合わせで「5教科を週2回

でどうやるのですか」という内容が多くあったからです。

たった45分の授業の中にも「彩北式学習法」の柱である「くり返し」があります。同じような問題を繰り返し解いてもらっております。復習などで別の日に繰り返すのではなく、1つの授業の中にも繰り返し学習を取り入れております。

繰り返しになりますが、繰り返し学習は本当に重要ですので、何度も何度もやり直して力に変えていきましょう。

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