新中学3年生(中学2年生)へ今やるべき勉強

今回は、新中学3年生(中学2年生)の皆さんへということで、今やるべき学習について書いてみようと思います。

受験生となるわけですが、できるだけ早く受験生の自覚を持って志望校に向けての取り組みを開始することが重要なのは言うまでもありません。特に、今がこういう状況ですから、1年後の入試で相当の差になりかねません。GWや夏休みなどがどうなるのかも不透明な状況になっているわけですから、今、この休み中を無駄にすることはできないのです。

では、今やるべきことは何なのか…

やはり優先順位は、数学と英語にはなりますが、ただ新中学3年生はそうは言っても5教科どれも必要になります。

まずは数学。

中3になると最初に学ぶのが展開・乗法公式・因数分解となります。その後、平方根、二次方程式となりますので、2学期の最初くらいまでは計算分野が続きます。そのあとが2次関数となっていきます。

そう考えると、毎日の計算練習は不可欠だといえます。

文字式・方程式・連立方程式など基本的な計算問題は完璧となっていることが重要です。その他、今までにならった計算問題も含めてぜひ1日のどこかで必ずやる時間を決めて行いましょう。

そして、この休み中に重点的に取り組みたいのが、1次関数。先ほど書いたように2次関数を習うわけですが、その前にこの1次関数をしっかりとやっておくことが重要です。特に、式を求めることや、変化の割合など分かるようにしておかないとおそらく2次関数でつまずく原因になります。

入試のことを考えると余裕があれば「証明」もやっておきましょう。特に、三角形の合同の問題はたくさんやって慣れておきましょう。

続いて英語ですが、

英語は、単語が基本です。今までに約800語習ってきました。

「読める」「「意味が分かる」「書ける」状態にしておきましょう。これも計算問題と同様に、時間を決めて毎日少しずつでも覚えていく必要があります。

と、同時に、絶対に覚えるものがあります。

動詞の不規則動詞変化です。

これから受け身・現在完了と続きます。また、しばらくすると分詞の形容詞的用法というものを学びますので、せっかくの休みですから、ある程度の動詞の不規則変化は覚えてしまいましょう。

文法は、「助動詞」「比較」「不定詞」「動名詞」あたりは忘れていたり、苦手だったりという場合が多いので、問題集などを使ってきっちり身につけておきましょう。

受験のことを考えて、今から1日に1題でも長文問題に触れておくと先々だいぶ違ってくると思いますので、やってみましょう。

社会は、歴史を中心に。

奈良時代から明治維新までの流れを確認したいところです。

1問1答や問題集などを使って、また教科書も大事ですので、読んで問題を解いて間違えたらやりなおしてまた問題を解いてという繰り返しの学習を続けていきましょう。

もし余裕があるならばニュースなどにも関心を持って、公民で習う政治や経済についても少し知っておくとよいでしょう。

理科ですが、化学変化の単元は絶対でしょう。

元素記号や化学式・化学反応式など忘れていないか確認してみてください。また、1年次に習った気体の性質や発生方法なども改めて整理しておく必要があります。

それから「動物」の単元で習った「細胞」のあたりも復習をしてください。

その他は、理科については単元が分かれてますので苦手な単元を中心に行えばよいと思いますが、苦手な人が多い「電流」(オームの法則など)をやっておくとよいですね。何しろ、入試で頻出しておりますので。

数日前から、中1・中2と書いてきましたが、いずれにしても「やる」ことが重要です。

やる気が出ない場合は特に、時間やページなどを決めて何が何でも「やる」ことです。やらなければやる気は出てこないのです。やる気になる日を待っていてもダメです。やる気はずっと出てこないで終わってしまいますので…

次回は、少し違った視点で学習方法について書いてみます。

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