視写と音読と調べ学習

文を書くのが苦手、語彙力が足らない、思ったことを表現する力がつかない、などのお悩みを持っているのであれば、タイトルに書いた3つのことをお子様に実践させてみるとよいでしょう。

視写についてですが、ただ写すだけでは、記号の羅列と同じですので、写すときは意味を考えながら書くことです。その時に、きちんとした姿勢で、丁寧に書いていきましょう。視写をやると言葉の数が増えます。表現する力もつきます。さまざまな文章を視写してみるとよいかもしれません。作者によって、表現の使い方が異なるので参考になります。

音読は、過去に何度も書いてきたように、非常に効果のある学習法です。自分の声を自分の耳で聞きながら、きちんと読むこと、そして視写と同じように意味を考えて読むことができるとだいぶ力がついてきます。何度も繰り返して覚えてしまうくらいがよいでしょう。そして音読は、まだ小さいうちは親がちゃんと聞いてあげましょう。

上記2つを行う際に、「調べ学習」が必要です。視写をしていたり、音読をしているとかならず意味の分からない単語が随分と出てくるでしょう。全部知っているかのようだったり、分からないけどなんとなくだったり、もうそこの単語はなかったことにしてしまう、などはいけません。その時に、意味と使い方を確認して言葉の数を増やしてほしいと思います。できれば国語だけでなく、どの科目をやる時でも、辞書は使います。必要なのでずっとお子さんに預けておいてください。余裕があれば、そのわからない言葉を使って例文づくりなどは最高の学習方法です。

上記、非常に効果が高い学習法です。そして、毎日繰り返して行うことも重要です。

この積み重ねによって読書をするのも面白くなります。読むこと自体が嫌いだったお子さんでも、徐々に本も読むようになっていきますし、また、本の中でも知らない言葉があったら調べていけば、相当な語彙数になるのではないでしょうか。作文を書く力もきわめてついていくと思います。

ぜひ早速実行していきましょう。

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