英語の学習法

昨日は数学の学習法を書きましたので、今回は英語でいきますね。

英語は、入試だけでなく学校のテストでもそうですが、極端に分かれます。それはできるかできないかというどちらかになりがちだということです。

英語はどうすればよいのか。特に英語が苦手な人はどう勉強すればいいのか悩むと思います。きっと本当に苦手になってしまうともう英語だろうが何語だろうが同じに見えてきてしまうと思います。

まずは入門期でつまずかないことです。

英語を習いたてのころは、アルファベットも覚えるのが大変だったと思いますが、アルファベットは当然読めて書けて順番が分かるようにしなければなりませんし、同時にヘボン式ローマ字も完璧にしておく必要があります。ここができないと最初からつまずきかねません。

そして、英語でもっとも苦労しているのが「英単語」の暗記です。日本語に限らず言葉の数を知らなければ考えることもできません。英語はできない人の多くは単語を覚えていないケースが多々あります。

単語はどうやって覚えるのか・・・

英語はとにかく「読むこと」が基本です。読めなければ覚えられません。英単語を語呂合わせで覚える人もいますが、それでは英語ができなくなってしまいます。ただしい発音で読むことが重要です。読めないものは覚えられないんだという意識でいましょう。

読めるようになったら意味が分かるようにして最終的に書けるようにすればいいのですが、何十回も何百回も書きまくるよりは、頭の中や実際に声に出しながら書いていくとよいと思います。3回とか4回とかで十分です。しっかり読めるようになっていれば、単語の数が増えていけば、こういう発音だからこういうスペルになるものだというのはだいたい身についてきます。

英語は例外の多い言語ですから、必ずルール通りにはいきませんが、ある程度は読めるようになれば解決していきます。

そして、同時に文法を学んでいくわけですが、単語もそうなのですが、英語で重要なのは「動詞」です。動詞ですべてが決まりますので、しっかりと動詞を覚えていきましょう。ルールは「誰が・どうする」の順で英語は成り立っているということを忘れないことです。そして、一般動詞とbe動詞の区別をきっちりやるところから、となります。

文章なども音読してください。たくさん音読してください。しっかりと自分の声を自分の耳で聞いて、そして、覚えてしまうほど読みまくりましょう。意味も考えながら読めればさらによいですね。そして、覚えられたらかいてみましょう。日本語訳も分かるようにしておいて、あとで日本語から英語に戻す練習もしてみるとその時点ですでに相当英語の力が養われているはずです。時間はかかりますが、確実に学力を上げていくためにはこのくらい徹底しなければなりません。

英語は高校3年生まで続きます。

中1の2学期くらいでつまずいてしまうと残り5年半もつらい思いをしなくてはいけません。ですから、まずは単語を覚える、文章を音読する、そして、文法のルールを覚えるという部分をきっちりやっていきましょう。

ある程度英語が得意、という場合は、ぜひ長文読解をお勧めします。問題を解かなくても毎日読むだけでも違います。まとまった文章を読むことでスピードも速くなりますし、内容理解もよくなります。また同時に単語や表現なども身につきますので、長文読解の問題に触れることは一石二鳥以上の効果があります。

自分がやれるところからまずは始めてみることです。

苦手だからやばい、とか、どうしようとか言っている暇があったら単語の1つでも覚えていく方がよいですから。

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