脱ゆとりだから!?

先日のニュースで気になる結果が発表されました。

それは、世界の小学4年と中学2年を対象に算数・数学と理科の学力を測る「国際数学・理科教育動向調査」の2019年の結果です。

発表によると、日本は中2数学の平均得点が過去最高になり、算数・数学と理科の平均得点は小中とも世界5位以内になったとのこと。勉強が「楽しい」と答えた子供の割合も過去最高になったようです。

文部科学省では、「IT分野で活躍できる人材の育成につなげたい」とコメントをしているようです。

細かく見ると、中学2年生の数学が過去最高の594点で前回の5位から今回4位に上昇し、小学4年生の算数は前回と同じ593点で順位も同じ5位。中学2年生の理科は570点で2位から3位に下がり、小学4年生の理科では562点で3位から4位に。

正直、塾で指導をしていて感じるのは、理科も数学も極端にできる・できないが分かれてきていると思います。

英語の学力の二極化はものすごく感じておりますが、理科・数学は好き嫌いがはっきりしたり、できない生徒はほんとにできない状態であると感じます。逆にできる生徒はものすごく高いレベルで問題に取り組み、できるから楽しいという結果になっていると思います。

塾でも理科や数学をもっと好きになってもらって得意にしてもらえるような指導を心がけていきたいと思いますが、今回の結果が脱ゆとりで、という感じはしないですね。もちろん要因の1つにはなっていると思いますが…

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