テストになると点数が取れないのはなぜ???

埼玉県深谷市ある公立高校受験に強い塾、彩北進学塾のブログです。

さて、毎日勉強をしていてもなかなかテストで点数が取れない生徒がいます。よく聞くのが、授業中はできているのにテストになると全くできない、とか自分でふだん勉強しているときは全部解けるのにテストだと点数にならない、というような声です。

テストになると点数が取れない生徒には、いくつかパターンがあります。

授業中は理解できていてもテストで点数が取れない生徒の場合は、まずは授業中に分かった気がしているだけで実際は分かっていないということがあります。学校でも塾でも授業は分かるように話していますので聞いていると分かった気がしてしまうのです。この分かった気が最も怖いのです。聞いているだけですべてを理解してしまったかの感覚に陥っているのなら相当やばいのです。必ず本当に理解できたかを問題集を解くなどして1人でできることを確認する必要があります。

また、テキストや問題集はできるのにテストでできない生徒によくあるのは、問題集などは、単元名が最初に書いてあったり、同じ単元や項目が並んでいるだけなので考えなくてもできてしまい、それが理解していると勘違いしているケースがあります。例えば英語などで、不定詞というタイトルが書いてあると何も考えなくても to と動詞の原形を何も考えずに入れていくだけでもすべて解けてしまうようなものがあります。これはテストなどでいろいろな問題がばらばらに出るとできないので、普段からタイトルや単元名を見ずにやったり、ランダムになっているまとめできっちりと確認しておく必要があります。

緊張して全然できない、というケースもあります。学校のテストといえども、成績や評価につながるわけですから、精神的にも非常に追い詰められてしまう場合もあります。そうなると腹痛だったり、頭痛だったりと体が不調になってしまい、本来の力が出せないような場合です。まあそれも含めて実力だとは私は思いますが、テストはぜひ楽しんでやってほしいです。そのためにはしっかりと準備をする必要があるのは言うまでもありません。

そして、こんなケースもあります。普段から勉強はたくさんしていたり時間も確保していたりなのに、テストで点数が取れないのは、ふだんの学習時の意識の差にある場合です。同じ勉強をするでも、ただ問題を解いているだけと、テストで出るだろうな、とか、これはテストでも良く聞かれる、といったようなテストのことを意識しての学習にしている場合では大きな差になります。やっていることが同じだったとしても意識の違いは非常に点数を左右します。普段からテストや入試などのことを意識して学習をしていけば、おそらく、「この問題は後回していいな」「今日はこれでおしまいでいいか」「分からないからそのままにして飛ばしちゃえ」のような考えにはならないはずです。

最後に、勉強の仕方が間違えているケースです。ふだんの学習が親や先生に怒られるからとか、ただ埋まっていればいいとか、終わればいい、などという考えでいると当然、テストで点数を取ることは難しくなります。勉強をしているフリに過ぎないからです。さらには、自己流などでやり方が間違っているとなかなか直らないので、力もついていきません。そのあたりは塾の仕事にもなりそうですが、点数が上がらない学習を続けていくのではなく、まして、今までと全く同じやり方でやるのでもなく、今後にも続いていく勉強をしてほしいと思います。

勉強をしていないのは論外というしかありませんが勉強をしていても点数が取れない場合は、以上のどれかに当てはまるケースが多いので、意識を変えていきましょう。

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