今の学力や成績で志望校を決めないで

深谷市の記述問題対策に強い彩北進学塾のブログです。

さて、そろそろ中学1年生と中学2年生は学年末テストが返却されていると思います。点数を見て一喜一憂しているかもしれません。この結果とこれまでの状況で学年評定が決まりますのでがっかりしている生徒もいるでしょう。

そして、今回だけではないのですが、常にその時その時の成績や学力で志望校を決めがちです。今の成績だとこのくらいの高校しか行けないなとか、この成績ではあの高校は無理だなとか、勝手に判断してあきらめたりすることもあるでしょう。

しかし、志望校は現在の成績で決めるものではありません。もっと言えば、今決めてしまうとおそらくその高校に行くのも難しくなっていることでしょう。

志望校を下げるのは簡単です。しかし、当たり前ですが、これから徐々に学習内容は難しくなります。テスト範囲も広くなります。そして、何よりもそうなるとだんだん成績は下がっていくことでしょう。

私は塾生には常に言いますが、現状の成績だけを見て高校を決めてはいけないということです。

理想としない高校や行こうとも思わない高校への合格は極めて難しいのです。少しずつ志望校は下がってくる傾向にあります。よって、志望校は高い方がよいのです。

もしも熊谷西高校に行きたいと考えているのならば、熊谷高校や熊谷女子高校、あるいはもっと上の高校を目指せばいいのです。上を目指していきたい高校へは普通にやれば行ける状態にしてほしいのです。

思っている高校より上にいくことはできません。思いっきり高い志望校を目指して、そしてそこに向けて勉強する。本気で受かろうという気持ちで取り組めば、成績は上がりますし、本当に行きたい高校に余裕を持って合格できるようにナルでしょう。

だから、今の成績で行ける高校を選ぶことは危険なことです。気持ちの面でも余裕ができてしまうとあっという間に成績は急降下です。もし今の自分の学力よりも低い高校を目標としてしまえば、きっとその高校に入るのが大変な状態になってしまうはずです。

特に中学2年生は1年後が入試となります。ここを最低だと思ってこれから学力や成績を上げていけばいいのです。今の成績は今のものであって受験の時も今と同じわけがありません。

決めるのは今の学力ではなく、まずは自分が行きたい高校を目指すことが重要です。本当に成績と向き合わなければいけなくなるのは願書を出す直前で大丈夫です。それまでに一生懸命やることをやって上を目指して勉強をして、選択肢を増やすことです。

ここしか選択肢がなかったにならないように、高い志望校に向けて進んで、選べる状態になるようにしておきましょう。

保護者の皆さまやご家族の方なども、今の成績を見て、「ここしか行けないんじゃないの?」とか、「この成績だとこの辺の高校校がいいんじゃない?」などのような声がけは辞めましょう。どんなに現在の学力と離れていても、本人が決めた志望校であれば、あきらめさせることなく頑張らせてあげてください。

間違えても、どうせだめだろう。というような空気を醸し出さないようにお願いいたします。

彩北進学塾では、最後まであきらめずに挑戦して見事に第一志望校合格した生徒がたくさんいます。無理だろうなんて思うことはないので、ぎりぎりまで挑戦させてできる限り、行きたい高校が受験校になり、進学先になるように導いていきたいと思っております。

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