中途半端な学習はしない

深谷市の彩北進学塾、塾長の蓮です。

さて、埼玉県公立高校入試まであと26日となりました。

明日は最後の北辰テストですね。気持ちも文字もすべて公立高校入試本番だと思って取り組んできてくださいね。そして、何よりも大事なのは、帰ってきたら必ず採点だけでなく、やり直しをすることです。全教科は無理だと思いますので、理科・社会を先に行い、続いて数学という順番で確認をしていきましょう。

さて、中学3年生もここまでくるとだいぶ焦りが出てくるころです。特に、志望校のボーダーやちょっと難しいかなというラインにいる場合は特にそうですね。

そして、焦る→あれこれやろうとする→すべてが中途半端→当日パニック

のようなことが多くなります。特に焦れば焦るほどあれこれ手を出しやすくなります。あれもこれもやらないととなるからです。ところが中途半端にしてしまうと知識があいまいなので結局は当日の入試でも「どっちだっけなぁ」「あ~思い出せそうで思い出せない」「やったやつだけどなんだっけ?」のような感じになり得点できません。

今やるべきことは過去問と解説の熟読、そして、その単元の基礎基本事項のやり直しなどが中心になってきますが、あれもこれもという姿勢はいけません。「浅く広く」はほぼ害しかありません。きちんとした理解がなければ本番ではほとんどできないでしょう。

とにかくここまで来たら繰り返し。ミスをしないようにするだけです。演習を何度もやることでミスがなくなるわけです。丁寧にじっくりと学んで理解したものが点数になるのです。やるべきことはたくさんあるかもしれませんが、全部をやろうと思うのではなく、まずは1つを確実に理解するようにしましょう。

いろいろやって点数にならないよりは、1つのことを確実に理解して1点を取るという学習にしていく必要があります。3年間分の学習はもう今からではできませんし、無駄な学習をしている時間もありません。残りの時間が限られていますので、1つ1つ理解して途中になってしまってでもやったところまでの完璧な理解が必要なのです。

1問1問できるようになることを積み重ねて、得点すべき問題を確実に得点できる勉強法を残りの期間は行ってくださいね。

焦らず、1つ1つが原則です。

そして、最後まであきらめないこと。立ち止まって考えてくださいね。

「分かったつもり」や「分かった気がする」=「分かっていない」ことを理解しましょう。

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