英語の長文読解

深谷市にある彩北進学塾です。

講習3日目が終わりました。

中学3年生も長時間の学習にすでに慣れているのであっという間に感じているようです。夏に長い時間を経験しているので、この時期の長時間はそれほど苦にはならないわけですね。

さて、各学年で英語の長文読解を行っておりますが、埼玉県の公立高校入試での英語の長文はなかなか大変です。中学3年生は過去問などを解いているので実感をしていると思いますが、中学1・2年生も早くから長文に慣れておく必要があります。

もちろん、語彙数も必要ですし、文法の知識も必要ですが、長い文章に慣れることも必要です。

ちなみに2022年度入試での英語について改めて見てみます。

まずは学力検査問題。

大問1はリスニングです。リスニングは埼玉県の公立高校入試では28点の配点ですので、約3割がリスニング問題です。

そして、大問2。

ここは絶対に落としはいけない語彙問題。

13点分になります。

残りは基本的に長文の問題です。

大問3では、250語程度の語彙数の長文です。

ここで18点分。

続いて大問4。680語程度の長文です。680語というとそれなりに長く感じるはずです。ここでは28点分の配点です。単語の注が19語と多く、長い文を読みながら、同時に意味も確認しながらという状況になります。

最後の大問5ですが、英作文も入りますので、約180語の長文になります。英作文の6点を入れて12点分の配点です。

つまり、リスニングで28点、語彙で13点、英作文で6点ですので、長文読解は53点もの配点になります。

大問4の680語程度の長文ですが、対話文の問題ではあるものの初めて見るときは量に圧倒されてしまいそうです。なかなかそれほどの語彙数の長文を読む機会はありません。

続いて、学校選択問題です。

リスニングは学力検査問題と同様で28点分の配点ですが、その後は長文読解しかありません。

大問2で早速、約750語程度の長文読解となります。28点の配点になります。

大問3ではさらに増えて約800語の長文読解です。配点は34点になります。ちなみに単語の注は、16語ついていました。

大問4は英作文で10点です。

つまり、長文の問題で62点分も占めております。

学力検査問題でも学校選択問題でもそうですが、最近は長文読解や英作文のテーマも日常生活からコミュニケーション、文か、SDGsなどとが主流になりつつあります。

ただ単に読むだけでなく内容が深くなってきているのが特徴です。

そういう意味では、英語の勉強をするときにこれまでのように単語、文法、音読といったものだけではなく、早い段階から長文に慣れていくことが大事だということが言えます。

語彙の量が多いのは、最初にパッと見た時に「長いなぁ」とわかりますので、読む前から嫌だなと思わないようにしておく必要があると思います。

普段から学校の教科書や問題集などを読むことも含めて、英語に触れる時間を増やしておくことも重要です。

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