「割合」が分からないと…

深谷市栄町にある英語に強い彩北進学塾です。

冬の講習も今日が12日目でした。

私立高校入試まではあと16日です。

さて、この冬の講習でもおりました。

それは「割合」がネックになっている生徒です。

この生徒は理科を受講しておりますが、「濃度」の問題が分からないとつまずいておりました。自力でやったところまでを確認した後に、1つ1つ説明をしてみましたが、予想通り理科の濃度のことがわからないのではなく、「割合」の考え方が理解で来ていない状態でした。

また他の生徒でも、やはり理科でしたが、「湿度」の問題や「溶解度」の問題でつまずいていた生徒のものを良く見てみると結局は「割合」が理解できていない状況。

算数や数学で直接「割合」の問題をやってできないと言う生徒は大勢おりますし、以前も書いたように大人でもほとんどの人が実は分かっていない状況なはずです。

普段何気なく割合の考え方を使ってはいるのですが、実際のところは良くわからないという人が大勢いると思われます。野球の打率なんかも3割打ったらすごいということだけ分かっていてそれが何のかわからなかったり、買い物でも「2割引き」と記載されていても安くなるのは分かっていてもいくらになるかは分からないというのがほとんどではないでしょうか。

いつも書いているように小学校で学ぶ「単位量あたり」の考え方がすべてです。世の中のほとんどがこの考え方のうえで成り立っているといってもよいほどです。その中の「割合」がとても重要だということです。速さの問題ができない生徒もこの割合が理解できておりません。

中学2年生で学ぶ「確率」もそうですし、「比の問題」や比例もそうですね。

すべてがばらばらのもので別ものといった感じで勉強をする人が多いですが、割合や単位量あたりが分かっていればみんな同じことをやっていることに気づけるでしょう。

よって、彩北進学塾では、3学期も小学校の算数の短期講座を再び募集をする予定です。2月の1か月間に小学5年生対象の講座を予定しております。ここで単位量あたりをきっちり仕上げていきたいと思います。

このところ埼玉県の公立高校入試の社会では地理の問題でグラフや資料、表などから読み取る問題も多くなっておりますが、ここでも人口密度など、割合の考え方を使っていきます。ありとあらゆる教科、単元、そして日常生活で使っていくものなので、理解してしまいましょう。

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