深谷・深谷市学習塾【彩北進学塾】
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「理科と社会は自分でできるでしょ」
「英語と数学だけお願いします」
最近、こう言われる保護者の方が増えています。
お気持ちはわかります。英語と数学は積み上げ教科だし、塾でしっかり教えてもらいたい。理科と社会は暗記すればなんとかなるんじゃないか。
でも、28年間この仕事をしてきて断言します。
その考え方が、一番危険です。
理科と社会を後回しにした生徒は、中3になってから必ずと言っていいほど苦しみます。
今日は、なぜ5教科受講が必要なのか、塾講師として本音でお話しします。
「理科と社会は3か月あれば間に合う」
保護者の方がそう思うのは、ご自身の受験経験からかもしれません。
たしかに、昔はそうでした。
「鎌倉幕府を開いたのは誰?」と聞かれて「源頼朝」と答えれば正解。
「水の化学式は?」と聞かれて「H₂O」と答えれば正解。
しかし、今の入試はまったく違います。
歴史なら、「源頼朝が守護・地頭を置いた目的を、朝廷との関係をふまえて説明しなさい」のような記述問題が当たり前に出ます。
理科なら、実験の手順を読み取り、結果をグラフから分析し、なぜそうなるのかを自分の言葉で書かなければなりません。
つまり、「知っている」だけではまったく点が取れない時代になっているのです。
「英語や数学が大変」というイメージがあると思いますが、塾で教えていて最も時間がかかるのは、実は社会です。
理由はいくつかあります。
地理は単に「県庁所在地を覚える」だけの科目ではなくなっています。表やグラフ、雨温図、地形図などの資料を正確に読み取り、そこから何が言えるのかを考える力が求められます。知識がないと資料が読めない。でも知識だけでも解けない。この両方を鍛えるには、相当な時間がかかります。
「〇〇をした人物は?」という一問一答は、今の入試ではほぼ出ません。代わりに出るのは、「なぜそれが起きたのか」「その結果どうなったのか」を考えさせる問題です。年号や人名を丸暗記しても、流れを理解していなければ歯が立ちません。
公民は、現在の社会の仕組みや時事問題と直結しています。選挙制度、財政、国際関係など、ニュースを見ていないとピンとこないテーマばかりです。しかも使われる言葉が難しい。「累進課税」「違憲立法審査権」など、言葉の意味がわからなければ問題文すら読めません。
これが最大の問題です。中学校の社会は範囲が広く、公民の後半が終わらないまま入試を迎えるケースも珍しくありません。授業で習っていないのに入試には出る。これでは自力での対策は非常に難しいのです。
さらに言えば、中3になると中1・中2で習ったことはほぼ忘れています。地理の世界や日本の範囲、歴史の古代〜近世、これらを中3の夏以降に一からやり直すことになるわけです。
北辰テストの結果を見ていて驚かれる方も多いと思いますが、理科は5教科の中で平均点が最も低くなることが多い科目です。30点台になることも珍しくありません。
なぜこれほど点が取れないのか。
理科は中学3年間で12単元を学びます。物理・化学・生物・地学の4分野から、毎年バランスよく出題されます。つまり、1つでも苦手な単元があるとその分まるまる失点するのです。
中1で習う「光と音」「力と圧力」「大地の変化」は、復習しない生徒がとても多い単元です。中3になった頃にはすっかり忘れていて、入試前に慌てて復習することになります。
中学生が特に苦手とするのが、電気の回路計算、天気の気圧配置と前線、イオンと化学変化です。しかし、これらは入試で最も出やすい単元でもあります。苦手な単元が出やすいという残酷な構造になっているのです。
理科の入試問題は、その多くが実験をもとにした問題です。実験の手順を読み取り、結果を分析し、考察を記述する。ただ用語を暗記しているだけでは手も足も出ません。さらに計算問題もあるため、数学的な力も必要です。
「なぜこの実験でこの結果になったのか、理由を書きなさい」
このような記述問題が増えています。現象を正しく理解し、それを自分の言葉で説明できなければ得点できません。
英語や数学は積み上げ教科です。一度理解した内容は、次の単元でも使うので自然と復習されます。中1で学んだ方程式は、中2の連立方程式で再び登場しますよね。
でも、理科と社会はそうではありません。
中1で学んだ「光の屈折」は、中2・中3の授業で二度と出てきません。
中1で学んだ「世界の気候」も、中2・中3では扱いません。
つまり、自分で復習しない限り、忘れたままです。
そして忘れたまま中3を迎え、入試直前に「全部やり直し」になる。
これが、多くの受験生が理科と社会で苦しむ最大の原因です。
彩北進学塾では5教科指導を基本としています。
とはいえ、理科や社会に毎日何時間もかけるわけではありません。
週に1回、塾の授業で理科や社会に触れるだけでも、まったく違います。
自分で勉強するとき、テスト前以外に理科や社会を開く中学生はほとんどいません。どうしても英語や数学が中心になります。
だからこそ、週に1回でも「強制的に」理科や社会を勉強する時間があることが大きいのです。
忘れかけた頃に復習することで、記憶が定着する。
これは脳科学でも証明されていることです。
「中3になったら受験モードに入るから、そのとき理科と社会もやればいいでしょ」
こう思うかもしれません。
でも、中3になると何が起きるか。
中3の授業の内容を学びながら、同時に中1・中2の復習をし、さらに入試対策もしなければならない。
英語も数学もレベルが上がる。
部活の引退、北辰テスト、三者面談。
時間がまったく足りません。
中3の夏から理科と社会を始めた生徒と、中1から継続していた生徒では、入試本番の点数に圧倒的な差が出ます。
苦手を作らずに中3を迎えること。
これが高校受験で最も大切な戦略です。
彩北進学塾は、深谷市で20年目を迎える5教科指導の学習塾です。
5教科を基本としている理由は、ここまでお話ししてきた通りです。
理科と社会は後回しにすればするほど、あとから取り返すのに膨大な時間がかかります。
しかも最近の入試は、どの教科でも「読む力」「考える力」「書く力」が問われます。理科の問題なのに国語のような長文を読まなければならない。社会の問題なのに複数の資料を比較して分析しなければならない。
だからこそ、5教科すべてをバランスよく学ぶことが、結果として一番の近道なのです。
彩北進学塾の5教科コースは、他塾で英数のみを受講するのとほぼ変わらない費用で5教科すべてを学べます。
「理科と社会は後回しでいいかな」と思っている保護者の方にこそ、一度ご相談いただきたいと思っています。
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