中1古文

2学期より塾では中1生は古文を指導しております。

古文とは言っても、まだ歴史的仮名遣いの徹底です。

歴史的仮名遣いをきっちり読めるようになっていなければ古文は読めません。

そこで、毎年訓練をするために用いているのが、有名古文の冒頭文です。

最初のうちは理屈で説明して、単語で練習をするのですが、やはりこれだと慣れるまでいきません。

よって、文章を用いて練習するのが一番です。

竹取物語、枕草子、源氏物語、土佐日記、平家物語、方丈記、徒然草、おくのほそ道

以上の8作品の冒頭文を授業では行います。

この冒頭文を使うメリットはたくさんあります。

それは、どれも重要単語が非常に多く出てくるということです。

そしてもう1つは、書かれた時代によってリズムが異なることがわかるということです。

古文は英語と同様、日本語というよりは別の言語といってもよいくらいですので、やはり区切るところ、アクセントなど今の日本語と違っています。このあたりも8作品をやると実感できます。

そして最後に、文学史の学習もできるということです。私立高校の入試には文学史も出る学校があります。早い段階でこういった作品に触れることは先々の学習にも役立つわけです。

特に竹取物語、枕草子、徒然草、平家物語、おくのほそ道については教科書でも登場するので予習にもなるわけですね。

彩北進学塾に来たらみんな「古文が得意」となるよう今後もさらなる工夫を続けていこうといろいろ考えています。

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