続けること

継続は力なり

続けることはとても大事だということは誰でも理解しているわけです。

勉強や運動に限らずすべてにおいてそうだと思います。

長いこと塾で働いていると、学力の差にもなりうるのではないかと感じていることがあります。

それは、欠席の仕方です。

塾の授業は多くても週に3回などになるわけです。学校と違い毎日あるわけではありません。

ですのでできるだけ休まないほうがいいわけです。

できるだけというより皆勤でよいはずです。

で、何が言いたいか…

病気などで休むのは仕方がないとは思いますが、そうではなくて、学校行事や部活のことで休むことがどうなのか、ということですね。

物理的に無理な時ではありません。

例えば、翌日が学校行事や部活の大会などで、朝が早い場合や林間学校や修学旅行から帰ってきた日であるとか、あるいは、テストが終わった日、体育祭や文化祭の日の当日であるとか…

ここで学力が高い子たちとそうでない子たちが分かれる気がします。

学力が高い子は、時間的に無理ではない限り、必ず上記のような場合でも塾に来ます。

時間に間に合わない状況であれば、遅れてでも来るわけです。

ところが、学力が低い子は、ほとんど欠席します。

翌日朝が早いからという理由で休んだ場合でもそんなに早く寝てない場合がほとんど。

林間学校などから帰ってきた日などそんなに遅く帰宅しているわけでもないのに、疲れているから、のような理由でお休み。

普段の日のほうがよっぽど疲れているだろうと感じます。

テストが終わった日だから、という理由が一番困ります。テストが終わったのだから、学習モードになっている今だからこそその頭のまま続けることが効果的なわけです。

私の知っている塾さんの中には風邪くらいなら休まず出席させているところもあるくらいです。

よく生徒の中にも部活のことでこんなことを言う生徒がおります。

「部活を1日休むと何日も休んだのと同じくらいになってしまうから休まない」と。

それは勉強でも同じです。そう言う生徒ですら勉強になると…

意識の差といえばそれで済む話ですし、意識の差が学習の差になるのは当然です。

同じ曜日の同じ時間に同じ教科を同じように学習することが大事なわけです。

塾を優先しろという意味ではありません。これはどんな習い事にせよ同じことが言えるわけです。

始めたなら最後までしっかりと続けること。

続けるからこそ効果もあり成果もあるのです。

できれば、保護者のみなさんもそういうスタンスでいてくれるとよいですね。「テスト終わった日だから」「学校行事で疲れているだろうから」という思いやりはいりません。一度そうしてしまうと、子供たちはそれでよいと感じてしまい、次からもそうなるからです。

どんなことでも続けることに価値があり、意味があるのです。

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