期末テスト 技能教科の学習

中間テストと違い、期末テストには5教科以外の技能教科(実技教科)が入ってきます。ですので全部で9教科の学習をすることになりますが、その技能教科の勉強はどうすればよいでしょうか。

生徒たちを見ていると大まかにこんな感じになっております。

・直前(前日)まで何もしない人

・時々やってはいるが、とりあえず教科書を見ているだけ…

・1度も何もしない(テスト当日の休み時間で少し目を通す)

・学習計画の中に技能教科も入れて時間を作って学習する

といった具合。

感覚として多い順に並べてみました。

いわゆる主要5教科のほうは、ワークやプリント、ノートや塾のテキストなどいろいろありますので、何をやるかがわかりやすく、また生徒の方も取り組みやすいわけですが、技能教科のほうは、何をしていいかわからないという状態になりやすいですね。

特に中学1年生は初めての技能教科ですからどんな学習をすればよいかわからないので、おそらく教科書を眺めているだけで終わってしまう可能性があります。

また、技能教科は、こうやって勉強するべき、というパターンが作りにくいです。それは、問題を作る先生によってまったく異なるからです。そう考えると最も適した学習は、先輩からどんな風にテストが出るのかを聞くのが良いわけですが、そういうわけにもいかない場合が多いでしょう。

まず授業を大事にするのは言うまでもありません。授業で先生が話したことやノートに書いたことなどを中心に学習をします。体育であれば、競技のルールや名称なども覚える必要がありますし、美術であれば、作者や作品名を覚える必要があるかもしれません。音楽は、曲名や作曲者の名前なども覚えましょう。

ただ、なかなか経験しないとこればかりは対策が難しいのは事実なので、1年生は今回の期末テストでどんな風に出題されたかを次からに活かす必要があります。2・3年生は初めてではないので、今までの流れから対策が絞れると思います。

ノートにまとめてみるのも1つの手かもしれませんが、なかなか時間が取れないのであれば、一問一答形式で覚えていくのが早いかもしれません。

彩北進学塾にも実技4教科の対策テキストがおいてありますが、科目によっては全く役に立たないので、適宜使っているという状況です。

いずれにしても、何もしない、というのは論外です。

受験では内申点が重要になりますが、内申点は、9教科の合計になりますので、主要5科がよくても技能4教科が悪かったら意味がありません。ですから手を抜いてはいけません。技能教科はテストはもちろんですが、授業や提出物などが重要なのは言うまでもありませんので、テストで頑張るのは当然ですが、普段の授業態度などもきっちりやっておくのは大前提です。

ぜひ自分に合った学習の仕方を見つけてみてください。

技能教科は、いろいろと試行錯誤する中で、学習法が発見できる場合が多いですので…

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☆彩北進学塾 中学部保護者会

   7月13日(土)18時30分~実施

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