3か月

2学期始まって、良いタイミングでしたので、今日は中3生にモチベーションアップトークを話しました。

モチベーションアップというよりは、これからの残りの期間での学習のことを伝えました。

その中で毎年この時期に同じことを伝えておりますが、キーワードは、「3か月」というものです。

受験生に限らず、どの学年でも似たことは伝えております。

何が3か月かというと、今苦手だったり、出来なかったり、あるいは、得意であってもしっかりと定着させるには、「3か月間はやり続ける」ことが大事ということです。

勉強の最もよい成績の上げ方は、「続ける」ことです。勉強だけではなくスポーツでも仕事でもなんでも一緒ですが、「継続」に勝るものはありません。

3か月間、毎日しっかりと学習をすることで、3か月くらい経つと成果が表れてくるというお話をしました。

夏期講習でせっかく頑張っても、ここでまたやらなくなってしまったら意味がないということと夏期講習で頑張ってきたのだから、そのまま続けていけば11月頃には結果として表れてくることを伝えました。

私立高校入試までは、あと140日ちょっとあります。まだ3か月以上ありますので、もし、まだ学力が志望校に足らないとか、ある科目だけなかなか成績が上がらないとか、何とかして勉強をできるようにしたい、という思いがあるなら、頑張って3か月間は継続してみましょう。その間、なかなか成果が表れてこないので、途中で辞めたくなったり、やっぱり駄目なんだと思ってしまいがちですが、そこをぐっとこらえてやり続けられるかどうかがその後の差になります。辞めてしまえばそこでおわりですから、いろいろな知識が3か月間蓄積されて、突然、とてもよく理解できる日が来ますので、頑張るしかありません。

また、特に、数学では、「捨てる勇気」も必要と話ました。

北辰テストなどでは、正答率が、0.4%の問題などがありますが、そこに時間をかけて頑張るのではなくて、まずは大問1に全力で取り組むことを確認しました。大問1だけでほぼ40点以上取れるわけですから、ここをしっかりと得点することが何よりも重要ということです。他にも正答率が10%未満の問題がいくつかありますが、数学は見たことがない問題や、解けたことが1度もない問題は、本番でも解けないので、数多くの演習をやって、パターンを多く入れて、解く際の引き出しを多くするのが勉強だと伝えました。

数学はわからない問題はそのままにしてはいけないということです。いつになっても解けない問題はとけないままです。

そして、他の科目もそうですが、取らなくてはいけない問題を落とさない、ということがテストや入試では非常に大事だということを確認しました。

500点満点などいませんので、合格できるだけの点数をどうとっていくのかもこれからの学習では大切です。無駄な勉強にならないように、身のある内容にしてほしいと思います。

平日は5時間、休日は10時間勉強する方法も伝えましたので、ここからはやるかやらないかの差になってきますから、なんとか入試までに1000時間の学習をするように伝えました。

彩北進学塾では、小学生も中学生も高校生も全学年が毎日、自習をすることができますので、家でできない場合は塾でやればいいわけです。家でやるよりは塾でやる方が、気持ちや雰囲気が変わりますので、学習効果はあるはずです。同じ勉強をやりなら集中して、1時間やるにしても、3時間分くらいの質にしていきたいものです。

3か月続いたらもうそのまま自学自習の習慣も身についてきますので、その後さらに頑張っていけるはずです。

冬期講習では、まさに本番に向けた演習ができる状態にしておいてください。

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