入塾のきっかけ

本日、南中3年生の「早朝特訓」を行いました。

2学期の期末テストのこの時期は例年寒くて大変なのですが、今日はそれほど寒くもなく、ほぼ全員が5:45にはそろう感じでよかったです。

明日は、南中3年と深谷中、そして明後日は深谷中と早朝特訓は続きます。

さて、長いこと学習塾を経営しておりますが、振り返ってみると入塾のきっかけやタイミングはいろいろあります。大きく分けると3つでしょうか。

1.保護者をはじめとする身内の方から通うよう勧められた、または、塾へ行くことを提案されるケース

2.周りがみんな塾に行っているから、またはお友達などに誘われてのケース

3.勉強が分からなくなってきた、受験に向けてもっと勉強したいと思って自ら行きたいという気持ちを持ったケース

他にもそんな理由で?というような驚くものもありますが、基本的にはこのどれかのような形になるでしょうか。

もちろん、最もよいのは、自分から塾へ行きたいと思った場合です。この場合は、学習に対するモチベーションも高いので、成績が伸びやすく、やる気もあってどんどん塾を利用するようになります。

反対に、1のような、特に自分からは行きたいわけではなかったのですが、まあ仕方なく行ってみるか、という場合は、どうしても無理やり感があるので、なかなか結果が出にくいわけです。

小学生の中学年くらいまでだとこのケースが多くなり、中学生になってくると2のケースが多くなる傾向はあります。

ただ、彩北進学塾では、たとえ1のような無理やりのケースでも入塾後に「自ら行きたい」と思ってもらえるような授業を心がけております。最初のうちは嫌々行っていても、だんだん自分からいきたいと思えるようにしていくよう努めております。それは、当然授業もそうですし、結果を出すこともそうですが、周りの状況が刺激になることも多いです。いろいろな学年がいますので、あの子たちもこんなにやっているのか、とか同じクラスの子で入塾後に塾に通っていることを知って、頑張ろうと思うようになるとか…

また先生がきっかけになることも多いです。

特に、私以外のスタッフは卒塾生で、年も近いため、勉強の仕方を始め、学校のことなども話すことができ、学校や家では相談できないことなども話したり…というようなこともあり、だんだんと塾に行くこと自体が楽しくなっていくわけです。小学生などはそれが顕著でしょうか・・・と言っても小学生は基本的に私が担当するので、私との関係ということになりますが。

彩北進学塾では、子どもたちの成績を上げるためにはただ勉強を教えれば大丈夫、とは考えていないので、スタッフには研修時に、「子どもたちをよく観察すること」を話しております。ちょっとしたことでも変化に気づいたり、性格や価値観を含め子どもたちの考え方をよく理解することが勉強を教える上でも非常に大事な要素であると考えております。そういう意味で、彩北進学塾はさまざまなイベントも多くあります。いろいろなイベントがあると本当にその子どものことがいろいろい分かります。ただ遊んでいるように見えて、結構、イベントから得られるものは多いのです。

さて、上記は、入塾のきっかけの話でしたが、これは自習などにも言えることで、彩北進学塾では、積極的な自習を推奨しておりますが、なかなか自習に来ない生徒もおります。こちらから呼んでも来ない生徒もおりますし、また、保護者の方から言われて仕方なく来る生徒もいるわけですが、先ほどと同様で、来ることが当たり前、自分からいきたいと思うようになれば、と思っております。

同じ塾に通うでも、自習に行くでも、自ら「行こう」と思ってくるのと、なんとなく来るのと、嫌々くるのではすべて結果が大きく異なります。

入塾した後に、授業が楽しい・分かる⇒できる⇒塾が楽しい⇒自学自習の習慣がつく⇒成績が伸びる⇒学習意欲の向上

この流れをしっかり作れるように、一度、振り返って改めて全スタッフとともにさらなる努力を重ねていこうと、思った最近です。

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