部活動と学力

先日、気になるニュースが出ていましたね。

部活動の時間と学力の関係です。

数年に何度かこのような記事があります。

そのたびに同じような結果になっているようですが、今回も同様のようです。

日本部活動学会の長沼豊学習院大学教授が、運動部に所属する中学生の部活動の活動時間と学力には相関関係があるという分析結果を公表しております。

部活動の時間が長いほど学力は低い傾向―。

という結果になっております。

1日の活動時間が1~2時間の生徒の学力が最も高いという分析結果。

詳細は、ここで確認できます。

長沼豊教授の研究室のウエブサイト

感覚でも当然といえそうですね。

夏時間などは、部活動から帰宅すると19時近く。しかも極めて疲れ切っていて、ご飯を食べるのもやっと。無理やりお風呂に入らせ、そのあと就寝。朝ものすごい勢いで宿題を片付ける、という毎日という声をよく保護者の方からも聞きます。

いつ勉強するの?という状況です。

私自身は部活動は賛成ですし、やりすぎは確かによくはないと思いますが、個人的には最も影響していると思っているのは、「朝練」です。

朝早くから活動をすれば、当然、授業が始まる前から疲れてしまう、あるいは、眠くなってしまいます。その上で、授業をしっかり聞いて、考えて、理解して、なんて無理な話ですね。

何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」とは良く言ったもので、まさに部活動もそれに当てはまります。

スマホにも言えますが…

限られた時間をどう使うかが大事になってきますね。

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