こんな授業の受け方は意味なし

学校でも塾でもどこでもそうですが、何かを学ぶ時に授業や講義を受ける姿勢は非常に重要です。

彩北進学塾では、以下のような悪い方法にならないように気を付けてみております。今回行ったオンラインの授業だとどうしてもこの良くない受け方になっていた生徒もいるかもしれません。また、対面の授業でも同様な場合もあるかもしれませんので、以下に記載しておきます。

こんな授業の受け方は今すぐにやめて

・先生が話しているのをただただ聞いているだけ

先生がしゃべっていることをしっかり聞いてはいるのですが、ただ聞いているだけで何もしないのは良くないです。

授業が終わったらおそらくほぼ覚えていないはずです。

では、どうしたらいいのか。

うなずく、メモをする、疑問に思う、図を書くなどが必要です。

メモをする(ノートを取る)ことは重要です。

特に、分かったこと、分からなかったこと、疑問に思ったこと、納得したこと、反対意見など、他人が見て分からなくても自分で後で見た時に分かるようにすばやくメモをすることは重要です。

・板書事項をただただそのまま写している

板書を書かれたとおりにそのまま書いても、あとで見返した時におそらくわからないと思います。自分で授業の内容がわかるようにうまく工夫をする必要があります。それは、先ほど書いたように自分自身で付け足しながらノートを書く必要があります。それこそ疑問に思うことやわからないことなど、記号やマークなどでいいわけですからただ同じようにきれいに写すという作業は意味ないのでやめましょう。

・聞いているようで全く聞いていない

別のことを考えていたり、聞いているフリだけだったり、つまらないからといってボーっとしていてはいけません。これは完全に成績下降へ一直線です。特に自分には関係なかったり興味がないものになると、聞くこと自体をシャットアウトしてしまう人は要注意です。無駄な!?ところも含めて全部しっかりと聞いて再現できるようにしておきましょう。

・説明は聞かず、問題だけやろうとする

すでに少し知識があったり、自分でできそうなところだからといって説明や解説を聞かずに問題を解いてはいけません。説明や解説の中に気を付ける点や間違いやすい点、新たな発見などがあるからです。どんなに簡単なことでも、どんなに得意な単元でも、必ず話を聞いてみることが大切です。

・答え合わせなどの際に、解説を聞かずにとにかく正誤だけをつける

これは良くありがちですが、問題演習などをした後に答え合わせをするわけですが、答えだけを聞いていて、その他の答えに伴う解説ややり方などは一切聞いていないのは、成績アップを放棄しているとしか思えない方法です。

あっているあっていないにかかわらず、問題文の確認や説明・解説をしっかり聞いて深める・定着させることが重要です。特にあっている問題の解説を聞かない傾向にありますが、無駄なものはありませんので、すべての説明をしっかりと聞くことがとても重要です。また、丸付けだけして終わりにするのも論外です。問題文の確認とやり直しをしなければ意味がありませんので。

ということで細かい部分まで挙げたらキリがないので以上にしておきますが、同じ授業を受けるでも受け方によって理解や覚えに差が出てしまいます。同じ時間を使っているわけですから、きっちり理解して次につなげていかなくてはなりません。

以前も書いたように、最も良い方法は、先生が行ったのと全く同じ授業ができるほどにすることです。そのためにはしっかり聞く・メモをする・板書を工夫するなどが必要になります。

そのくらい集中して授業を受けて、そして、その授業で行った問題を早めに解くことでさらに理解度が進んでいきます。

学校の授業もほとんど再開しているでしょうから、授業中に早速実践していきましょう。

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