優先順位

勉強をする中で、ただ闇雲にやっていたり、その日の何となくの気分でやていては、同じ学習時間でも成果が変わってきます。

勉強にも優先順位がありますし、それは時期や学年、現在の学力などによっても異なります。

例えば、中学3年生。

当然、受験学年ですから中1・2年生の復習が最も重要ですが、間もなく資格試験もありますし、また、中間テストもあります。

どれかに偏ってしまってはいけません。

目の前のものが中心になる気持ちはわかりますが、多くの生徒が、目の前のもののみになってしまいがちです。資格試験の前は資格試験の勉強だけ、中間テスト前は中間テストの学習だけ・・・と。

入試では、中1・2年生の内容が多くなりますので、日々、中1・2年生の内容の復習をしておくのは当然ですので、どんな時でも毎日やっていく必要があります。

ですからそれは時期によって、どれを優先にするか、どれに時間をかけるのかの違いが出てはくるものの、すべてやっていく必要があります。

よって、前々からしっかりと計画を立てる必要が出てきます。

平日なら受験生は1日5時間の学習が必要ですから、その中で配分を時期に応じて変えていくだけであって、やらなくてもいいものはありません。

また、受験学年以外でも普段の学習が偏ってしまいがちですから、思い切って毎日やるもの以外は、科目を曜日で振り分けてしまうのも一つの方法です。どうしても苦手であったり嫌いだったりする科目は後回しだったり、やらなかったりとなりがちですから、前もって曜日で科目を決めてしまえばいいと思います。

毎日やることは、どんな日でもやるわけですが、それプラス学校の宿題は早めに終わらせ、残っている時間をうまく配分決めて取り組むとよいでしょう。

どの学年もそうですが、そうしないともしかしたら「国語」の学習は一切やらず、となりかねません。というよりほとんどの生徒がそうであるのが現実です。

勉強はできないものをできるようにしなければ成績向上はありません。嫌いなものや苦手なものこそ時間をかけて何とかしなければ、できないが増える一方で、嫌いになる可能性も高くなるだけですから、点数も下がるという悪循環になってしまいます。

よって、今やるべきことをピックアップして、そして、優先順位を決めて、偏りのないように(結果的にはそれぞれでやるものが異なるので偏るのですが)、取り組んでいきましょう。

あとは、結局、「やるかやらないか」の差ですので。

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