中学2年生は来年も再来年も大変です

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彩北進学塾の塾長である蓮のブログです。

さて、来年度より中学校が新指導要領となります。

教科書もすべて新しくなります。

今度の学習指導要領のポイントは3つの柱「資質・能力の3つの柱」です。

1.生きて働く知識・技能の習得

2.未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力等の育成

3.学びを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力、人間性等の涵養

どの学年も大変なのですが、実は最も大変なのは現中学2年生です。現中学2年生が最も影響を受けてしまいます。

それはなぜかということを書いてみようと思います。

中学2年生は来年度に中学3年生ですが、たった1年間だけ新しい教科書で学ぶわけですが、新学習指導要領に則った高校入試を受けることになります。

そして、高校1年生になるときは、高校が新指導要領のスタートになり、3年間新しい学習指導要領での高校3年間となります。そういうわけで、ちょっと先になりますが、この学年は大学入試でも、大学入学共通テスト本格実施の最初の学年に当たります。

ちょうど変わる年に当たるので、準備も大変なのは明らかです。

まとめると、現中学2年生は、新学習指導要領の先頭の学年で、本格的な大学入試改革の初年度の学年であるということです。

英語は新しい教科書では、中学3年生で急激にレベルアップをします。今までの2年間と一気に内容が難化しますので戸惑ってしまう可能性もあります。

中学校の新学習指導要領で教科書はどう変わるかを簡単にまとめてみますと…

・新しい教科書は、全教科でページ数が増加傾向

・何を学んで、何ができるようになるのかが明確に示されます

・学校や家庭での場面設定やSDGsなどのテーマで学びを実社会につなげていく

・教科や学年を超えたさまざまなつながりを示し、円滑な学びを構築

・webコンテンツが充実し、学びが教科書だけに帰結しない

よって、新しい教科書は、「資質・能力の3つの柱」をバランスよく育むことを目的とした構成になっております。

次回より、新学習指導要領の件で、新中学1年生(現小学6年生)のことや、各教科の教科書の記事を書いていきます。

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