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さて、中学3年生はいよいよ明後日(22日)が私立高校入試ですね。今日、私立高校入試に向けて、生徒たちにいろいろと伝えました。
受験がもうすぐという段階ですが、中学1年生と中学2年生もそろそろ準備を始めなければなりません。それは、3学期の期末テストに向けての準備です。
学年末のテストになりますので、まず言えることは範囲が広いということです。教科によっては1年間すべてとなることもあります。そうなると今までやってきた中で苦手なものが出たら出来ないという状態になります。
さらに、範囲が広いということは、課されるワークのページ数も多くなることを意味しております。
また、学年末テストの1番のポイントは、通知表の学年評定に最も影響を与えかねないということです。学年評定は、調査書の点数(内申点)とほぼ同様になります。高校入試の時はこの内申点がものすごく意味をもってきます。
よって、どの科目もおろそかにできませんし、また、1年間で最もよい点数を取りたいところです。
ところが、前回のテスト(2学期の期末テスト)からだいぶ期間が空いているのと、今は部活動がなくなんとなくだらだらした感じになってしまっているというのが、モチベーションを保つためには難しい状況になっております。
学年末テストまでちょうど1か月前くらいになってきておりますので、準備はもう始めるべきです。テスト範囲が出されるであろう2週間前から勉強を始めたらワークは確実に終わりません。ということは勉強不足の状態でテストを受けなければならないのです。
もっとも大事なテストではありますが、平均点は低くなる傾向に例年あります。ですので、ここでしっかりと準備をしておけば差にもなります。今から始められるかどうかで結果も変わってくるでしょう。もちろんすでに始めている、という状態が望ましいですが、そうでないならば今日から早速テストに向けての学習をスタートさせましょう。
受験生ではないのですが、部活動がありませんから平日は3~4時間の学習をしてほしいところです。17時~23時の中で3~4時間であればできないことはありません。そして、休日は、7時間~8時間の学習時間を確保してほしいと思います。
中学1年生の場合は、まだ学年末テストの重要性がなかなか理解できないかもしれませんが、高校入試において非常に重要になってきます。中学1年生の結果はこの学年評定が出たらもう変えるころはできませんし、中学2年生にとっては受験生へつなげるためにもよい成績を取っておきたいところです。何しろ、中学2年生が終わったら内申点はもう3年生の1回しか変えることができないからです。
すでに中学2年生は、ほぼ1年後が受験となるわけですから、もう受験がスタートしたと思ってもよい時期です。ここから始めて1年後を見据えてきっちりやるべきことをやる。これが重要です。
先ほど書いた時間ですが、ただだらだらとやるのではなく、目的意識を持って、そして、できないところや苦手なところを中心にして、インプット:アウトプットが4:6、または3:7になるようにたくさん演習をして力をつけてください。
中学3年生になって志望校が決まったときに、「あの時、もっとやっておけばよかった」とか「1年前に戻りたい」のようなセリフができるだけ出ないように(どんなにやっても出るのですが)、今の自分に負荷をかけて取り組むようにしてください。
このブログは生徒自身が読むわけではないでしょうから、ぜひ中学1・2年生のお子様を持つ保護者の皆さまから皆さんのお子さんへお伝えください。
受験生と同様で、早寝早起き、3回の食事、そして、適度な運動やストレス発散、気分転換のための遊びやお出かけなども必要ですから勉強だけにならないようにしてほしいと思います。
範囲が出るのを待っている必要はありませんから、ワークはテスト範囲が出る前に1回は終わらせておきましょう。
そうそう、2学期の期末テスト後から冬休み前に習った範囲は確実にテスト範囲になりますから、思いだすためにもそのあたりから取り掛かるのが効果的です。