塾へ通っているのに問題集を購入!?

深谷市にある埼玉県公立高校入試と中間・期末テストに強い彩北進学塾のブログです。

おかげさまで彩北進学塾は間もなく開校15周年を迎えます。来年度は生徒たちの成績向上に向けてまた新たな取り組みを開始いたします。これからもますます地域の皆様のご期待にこたえられるようにしていく所存です。

さて、よくあるのですが、生徒たちが市販の参考書や問題集をもっている(やっている)ことがあります。そのたびに???となります。

市販の参考書や問題集がダメであるとかやらないほうが良いということではありません。市販のものでも非常に良いものは多く、やってほしいと思うものもたくさんあります。私自身もよく購入して参考にすることも多いです。

では、何が問題なのか。

それは、その市販のものが本当に必要なのか?ということです。その子に合っていないものややる必要がないものだったり、結局ただ持っているだけになっていたりすることが多いです。

前提として、学校教科書や学校のワークも終わらないような状況であれば別の問題集を購入する必要もありません。塾で使っているテキストもあるでしょう。まずはそれらをしっかりと仕上げることが重要だと思います。それができて初めて別のものにも手を出してもよいかも、という状態になります。

おそらく市販の問題集は、保護者の皆様が子供に買い与えたり、心配や危機感から何かしてあげないとという気持ちで渡しているケースが多いです。子供から購入を希望する場合も安心したいという気持ちの部分が多くなり、結局はやらずにそのままになってしまうことが多いのです。保護者の方にしても子供にしても買ったことで満足してしまいがちです。

彩北進学塾では、塾内に数多くの問題集を置いています。小学校、中学校、高校の市販のものもあります。塾専用教材も多くあります。資格試験の問題集もそろっております。ですから、塾で必要なものがそろうので、せっかく塾に入っているのにわざわざ費用をかける必要もないと思います。

まずは先ほど書いたように今ある問題集などが完璧に仕上げることが重要で、あれもこれもとあるとすべてが中途半端になりむしろ危険です。1冊きっちり仕上げて繰り返し行うほうが効果的です。学校のテストであれば、教科書、ワーク、塾教材だけでも十分です。

それでもどうしても市販のものを買うとなったらどこの塾に通っていても先生に聞いてみましょう。おそらくどんな問題集を選べばよいのか、何が必要なのかをアドバイスしてくれるはずです。市販の問題集にも難易度や傾向、目標などが違っているわけですから、何を買えばよいのか個々に異なりますので、自分のことをよく知っている塾の先生に聞くのがベストです。買う必要がないという結論になる可能性もあります。

いくつか候補をもらえれば、あとは自分自身のフィーリングです。第一印象でやっていけそうなものを選びましょう。評判がよいとか。おすすめのものではなく。必ず自分の目で見て、やれそうおと思うものを選びましょう。たくさんではなく、1冊でよいのです。

よく学校でも問題集や参考書購入のお知らせなど配布されることもありますが。それらも本当に購入するべきかは塾で聞いてみましょう。だいたいが不要なものになります。周りのみんなが買うから、とか学校で配られたから、という理由で購入してはいけません。

間違ってもあれをやれこれをやれ、と保護者の方が勝手に購入して子供に渡すようなことはやめましょう。まず普段のものができているかどうかのほうが先決です。

そして、塾に通っているメリットを十分有効活用していただければと思います。

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