英語の教科書ガイドについて

埼玉県深谷市の彩北進学塾のブログです。

以前、国語の教科書ガイドを活用して国語の定期テストの点数をアップさせましょうという記事を書きました。

・教科書ガイドの勧め（国語）

今回は、英語について書いてみようと思います。

英語の教科書ガイドは買って損はありません。もし、それが損というならばそれはお子様が全く見ることもなく1年間が終わった場合です。また、単に授業で困るからという理由で、日本語訳の箇所だけを見るという使い方もほぼ意味がありません。

英語は教科書ガイドによってさまざまなものが学べます。教科書ガイドなんて不要だ、という先生や大人もおりますが、私自身は学校の定期テストについて考えるならば教科書ガイドは必須ではないかと思います。

よく音読の重要性を書かせていただいておりますが、英語の場合は読めない生徒もいるわけです。ほぼカタカナ読みで読むか、全く異なる発音で読むか・・・となってしまうと音読の効果が半減してしまいます。ところが教科書ガイドには読み方が載っております。ただし、絶対にそのカタカナを頼って読んではいけません。分からない時に確認する程度でカタカナを追って読んでしまうと英語が絶望的にできなくなります。

教科書ガイドはあるとこのように発音の問題をクリアできます。学校の先生から習うまで読めない状態ではなくなりますし、分からなくなった場合や忘れてしまった場合に役に立ちます。読めないものは覚えられませんから、そういう意味ではきちんと発音が分かって覚えることができるわけです。

それから教科書ガイドには新出単語の読みだけでなく意味も載っておりますので、調べる時間が短縮できます。辞書で調べることももちろん重要なのですが、意味だけを知るならガイドで十分です。使い方や文法的なものは別のところで補うことができますので。

また、本文の全訳が載っております。自分で勉強をするときに、訳したものがあっているのか、あるいは、どういう話だったのかを一通り確認できます。内容が分かっている状態で音読するとさらに音読の効果も高まります。そして、テストに向けてもきちんと訳を分かっているのか確認作業にもなります。

文法の説明、ちょっとした問題演習もついているので定期テスト対策にもってこいの参考書となります。問題演習量が不足しますので、ガイドだけというのは無理ですが、教科書の丸ごと暗記や教科書理解という点では教科書ガイドに勝てるものはありません。

購入を促すつもりはありませんが、学校のテストで英語の点数をきっちり取るなら教科書ガイドはお勧めです。

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