埼玉県立深谷第一高等学校を目指す人へ

そろばん塾ピコ深谷校を併設している彩北進学塾のブログです。

さて、県立高校の倍率その他をご紹介するシリーズです。

今回は、深谷第一高校です。

埼玉県立深谷第一高等学校も人気が高く、県北の高校としては倍率が高めな学校です。

ここ数年の倍率は…

令和3年  1.12

令和2年  1.13

平成31年 1.35

平成30年   1.19

平成29年  1.16

平成28年  1.20

となっております。

熊谷西高校・本庄高校と同じように、10月の進路希望調査の段階では非常に高い倍率になる高校の1つです。

では、内申書(調査書)のほうはというと、

学習の記録の得点が、1年:2年:3年が1:1:3となっています。中学3年生の数値が3になっているのが特徴です。要するに、中3の内申点が3倍されるということです。3倍は非常に大きいので、中3の通知表の結果が入試を左右する結果になりかねないので、1・2年生で失敗しているようであればここでしっかりと評定を上げておく必要があります。

調査書の細かい部分は以下のようになっております。

【特別活動等の記録の得点(60点)】

 以下の区分により得点を加算する。

○区分1 学級活動・生徒会活動・学校行事

 ・学級委員 

・生徒会長・副会長、生徒会本部役員

 ・専門委員会委員長・副委員長

 ・学校行事の実行委員会委員長・副委員長 

○区分2 部活動

 (調査書の「5その他」欄に記載された活動のうち、運動部・文化部に準じて評価できるものを含む)

 ・運動部 

全国大会・関東大会出場(レギュラーのみ)、県大会入賞(レギュラーのみ)、県選抜選手、 県大会出場(地区大会を経たもの)、県北選抜選手、郡市大会入賞、市民大会入賞

 ・文化部 

全国大会・関東大会出場、県大会入賞、県大会出場(地区大会を経たもの)、郡市大会入賞 

・共通 

部長、副部長 

○区分3 公募展・コンクール等 

・音楽コンクール 

全国大会出場、東日本大会出場、関東大会出場、県決戦大会出場 

・美術展 

県展入賞、県展へ出展、地区展入賞 

・書道展 

県展入賞、県展へ出展、地区展入賞

 ・作文コンクール等 

県展入賞、県展へ出展

 ・科学展、創意工夫展等 

県展入賞、県展へ出展、地区展入賞

【その他の項目の得点(15点)】

 ・英語検定・漢字検定・数学検定等の資格

 ・武道の資格 

・校外のクラブ等におけるスポーツ・文化活動での顕著な実績

となっております。

ありとあらゆるものが加点の対象になっているので、何かしら該当するものがあるのではないでしょうか。

学校行事などでは、実行委員長だけでなく副委員長なども加点になりますし、部活動でも部長だけではなく副部長もありますね。

また、資格試験もこれまで見てきた2つの学校とは異なり、級の記載がありません。また、漢検・数検・英検以外の検定も良さそうな気がします。級の記載がないとはいえおそらく3級以上だと思いますので、せめて3級までは取得できるとよいでしょう。

では、当日の入試ではどのくらいの点数を取ればよいのか。

270点くらいから340点くらいの間となるでしょうか。あとは内申点がどのくらいかで変わってきます。

内申点(学習の記録の得点)は、9教科で29~33くらいが多くなります。オール3で27ですから、4が3つ以上あるのが望ましいですね。

深谷第一高校は、受験する層がだいぶ広がっております。上の方は、当日の点数で390点くらい取れる生徒もおりますが、250点くらいの生徒もおります。どうしても普通科に行きたいという生徒でちょうど中間くらいの成績の生徒から人気が高いため、そのような形になります。

大学合格実績を見てみると、ここ5年間の結果ですが、

毎年、国公立に2~6名くらいの合格です。

私立大学には、毎年200人前後が合格をしております。

詳細は、埼玉県立深谷第一高等学校のホームページにてご確認ください。

深谷第一高校