文字が読めないと…

深谷市栄町にある彩北進学塾です。

南中の1・2年生が昨日より期末テストが始まっていますので、今日は早朝特訓を実施しました。明日も実施です。

さて、当たり前の話ですが、解答を書く際にその文字が汚くて何を書いてあるのかわからないのは、たとえ正解していてもあまり褒められたものではありません。彩北進学塾の生徒でも過去を振り返っても、それはひどすぎる…と思われる文字を書く生徒がいました。

その都度、指摘して直していくわけですが、中学校の中間テストや期末テストでも全くもって読めない乱雑な文字で答えを書く生徒がこれまでにも何人かいました。そして解答用紙での採点を見ると先生によってだいぶ差がありました。明らかに読めないものでも正解になっている場合もあれば、×にしている先生もいるわけです。

ひどい場合は、数字やアルファベットも判断に迷うような文字で書いてあり、それはさすがにないだろうというものもいくつもありました。

普段からずっとそのような文字で書いているとなかなか直らず大変です。決してきれいな文字や美しい文字を書けとは言いませんし、勉強ができる生徒の中には文字が雑な生徒が多いのも事実ですが、いくらなんでもこれはというようなものは塾では書きなおさせています。

他人に見てもらうものはきちんと読める文字で書くのは当然なのですが、塾ですから入試のことを意識もしています。

ちょうど先日、採点に関する原則が発表されましたので、ここに貼りつけておきます。
入試の採点

この中の4にあるように、「判読に苦しむような解答は、正答と認めない」とあります。

採点する人が判断できない場合は不正解となるわけです。このことは生徒たちにつねに話をしておりますが、たとえば英語であれば、aなのかuなのかわかりにくい生徒は結構おります。また、hなのかnなのかもわかりにくい生徒も多くいます。数学でも、文字のaなのか数字の9なのかが判断に苦しむ文字を書く場合もあります。漢字などでは画数が多いとごちゃごちゃになっている場合もありますし、そもそもなんてかいてあるのかわからないような場合もあるわけです。そうなると基本的には入試の採点では×にされると思っていた方がいいわけです。

そして過去問の練習の記事の時にも書いたように、入試で書くであろう文字で練習をしないと時間がずれてしまうということです。普段から入試で書くであろう文字で書くことで、時間配分も練習できます。

中学校のテストでも、ものすごい厳しい先生もおります。

カタカナのツとシがちょっとだけでもわかりにくい場合は×になっていることもありました。それは行きすぎじゃない?と思うようなものも多くありましたが、ある程度はきちっとやってくださる方が生徒のことを考えるとよいと思います。

以前も書きましたが、文字を大きくきちんと読める文字で書くことは勉強をする上でも重要です。

あるあるですが、筆算をするときに小さな文字で汚く書いた結果、自分が書いた文字が分からず間違えた結果になるのは何度も見てきました。

メモ書き程度でも自分の文字だから自分では読めるというのも思い込みに過ぎず、実際は読み間違えて正解できないことも多々あります。

文字を書くのは幼いころからの習慣ですから、なかなか直らないと思いますので、日ごろから意識していくしかありません。

大事なテストなどで、せっかく分かっているのに文字が読めなくて不正解ということにならないようにしてほしいと思います。

彩北進学塾では2021冬期講習会を受付中です。



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