私立高校も選択肢

深谷市栄町にある彩北進学塾です。

中学3年生はちょうど1週間後が県内の私立高校入試の人が多くなると思います。私立高校を希望する生徒もここ数年は非常に多くなってきております。私立高校によっては、単願の生徒だけで定員になってしまう勢いというところもあるようです。

まだまだこの県北の地域では公立志向が強いとはいうもののそれでも私立高校を第一志望にする生徒もとても増えてきました。

かつてと違って、費用面でそれほど負担が多くなくなった点が大きいと思います。また、そうなってくると、公立か私立かを選ぶ基準が教育内容や進路実績などになってきます。あわせて私立高校では募集の段階から工夫をして、1人でも多くの受験生に足を運んでもらう努力をしているので、人気も出てきます。

私が高校受験の頃では考えられないような流れで、今や私立高校のほうが公立高校に入るより難しいのではないかいう高校も多くなっています。

彩北進学塾でも毎年、私立高校を単願で希望する生徒が必ずいます。何年かぶりに、今回の中学3年生は全員が公立高校を第一志望としておりますので、単願の生徒はおりませんが…

埼玉県の公立高校の入試は1度だけですから、私立高校も行く可能性があるわけです。よって、どこの私立高校でもよいのではなく、きちんと決める必要があります。中学2年生は1年後が入試ですから、徐々に私立高校のことも知っておく必要があると思います。

私立高校の場合は、同じ学校でもコースによって偏差値がだいぶ異なっているので、ただ高校を決めるのではなく、どのコースを選択するかも大事になってきます。コース間の差が大きいところが多いですので、成績だけではなくやりたいことやその後の進路のことを考えて取り組む必要があります。

まだイメージ的には公立高校に落ちて私立高校に行くことを恥ずかしいこと、ダメなこと、かわいそうなこと、なんて思っている人も随分と多いのではないかと感じます。公立がよくて私立が悪いみたいなイメージはもう今やいりませんね。もちろん3年間の経費の面から考えれば公立のほうが圧倒的に安いとは思います。それでも将来までを考えた時に、私立高校に行った場合のほうがお金がかかるのかというとそうでもないはずです。

どういった高校かも知らないで、私立だから行かないという選択にならないように、きちんと私立高校のことも知っておくようにするとよいですね。公立だけではなく私立という選択肢が同等な感じであってほしいと思います。

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