埼玉県公立高校入試を良く見てみると…①

深谷市の埼玉県公立高校入試に強い彩北進学塾です。

先日、問題に目を通してみての感想を3日間ほど書かせていただきましたが、細かく見てみると以下のようなことがわかります。

まず、社会から。

県の予想平均点が55点となっておりますが、実際も55~60点あたりになるのではないでしょうか。ちなみに昨年度の平均点は62.6点でした。

さて、社会の問題では、選択肢の問題は配点で47点分ありました。ということは、53点分は記述となります。さらに言うならば、記述の中でも文章で記述するものの配点が30点分もあります。これは昨年度も同様で、いかにきちんと文章で記述できるかが大切です。

学年別で見ると、中学3年生内容が43点分ありました。中学1・2年生の分で57点ということですね。

感想でも書きましたが、思考力を問う問題が多くなりました。

続いて、理科。

県の予想平均点は50点ということになってますが、実際は55点前後になると思われます。ちなみに昨年度は、56.2点でした。

理科は選択肢の問題が46点分でした。昨年度は31点分でしたので15点分も選択肢が増えました。作図の問題が3問になり配点も計10点分となっております。

学年でいうと、中学3年生内容は37点分です。

次に国語です。

国語の県予想平均点が55点です。もう少し高めになると思われますが、60点前後でしょう。昨年度の実際の平均点は68.7点と非常に高かったです。

選択肢の問題での配点が40点ですので、残りの60点分が記述問題です。文章で答える記述問題は29点分あり、作文は12点です。

大問1の小説の出典は、青山美智子さんの「お探し物は図書室まで」でした。大問3の説明文の出典は、佐藤岳詩さんで、「倫理の問題とは何か メタ倫理学から考える」でした。古文の出典は、「俊頼髄脳」です。

作文のテーマは「コミュニケーションを図るときに気をつけること」について、となりました。

今回の漢字は、

読み・・・潤沢 披露  焦がれるの3つ

書き・・・往復 割くの2つ

でした。

後日、残りの英語・数学についても記事にしていきます。

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