埼玉県公立高校入試を良く見てみると…②

英語に強い深谷市の彩北進学塾です。

明日はいよいよ公立高校入試の合格発表ですね。入試本番よりも緊張する瞬間がやってくるわけです。どういう結果であっても正々堂々と帰ってきてくださいね。

さて、今回も公立高校入試の問題をしっかり解いてみた結果のご報告です。

今回は数学と英語。

まずは、学力検査問題の数学から。

学力検査問題の数学では、大問1だけで65点の配点がありますので、ここでしっかりと得点することが何よりも重要です。

全部の問題内容を学年別で見てみると、中学3年生の範囲で48点分あります。中学2年生が36点分。中学1年生の部分で16点分ですね。ほぼそうなるのですが、数学だけは中学3年生の範囲が多くなります。

他の教科と違い、選択肢の問題はたった2問しかありません(8点分)。作図が5点という配点になっておりますので、きちんと正解しておきたい問題でもあります。

大問4では、図形の問題で三平方の定理と相似を利用し解く問題もありました。こうした複数の知識を組み合わせてから考える問題が多くなってきております。やはり思考力がキーワードですね。

続いて、学力検査問題の英語。

大問数・小問数ともに昨年度と同じでした。

リスニングは例年通り28点分の配点です。

大問2の単語を書く問題ですが、今年度のは4問中1問が3語を入れるという問題になり、今までより難しくなりました。

学年別で見てみると、中学3年生の内容で50点もありました。中学2年生の内容でも44点分もあり、中学1年生では6点分のみです。

選択肢の問題が45点の配点になっておりますので、残りの記述が55点分となります。

大問5の英作文のテーマは「将来の夢について」ということで書きやすい内容だったかと思います。

新しい学習指導要領で新たに加わった文法事項である現在完了進行形、関係代名詞の省略、原形不定詞が出題されました。

次は、学校選択の数学。

学校選択の数学は県の平均予想が60点ですが、実際は53点前後だと思われます。

大問1の問題で43点分あります。

学年別では、中学3年生内容で65点もの配点になっております。中学2年生内容で26点、中学1年生の範囲だと9点分です。

学力検査問題と同様で、複数の知識を組み合わせて考える問題が非常に多くなりました。

大問5の(3)は、難しすぎて正答率が心配なほどです。

最後は学校選択問題の英語です。

学力検査問題と同様で昨年と同じ大問数・小問数でした。

リスニングは100点満点のうちの28点分あります。

昨年度同様に学年別の内容だと中学1年生範囲が出題なしです。中学3年生の内容で76点分もあります。

新学習指導要領で加わった文法がいくつか出題されました。

大問3の長文読解は、単語数(語彙数)が非常に要求されます。この大問3の長文は34点分もの配点があります。

最後の英作文は、「調べ物をするときに図書館やコンピュータなどをどのうように使い分けるかについて自分の考えを40~50語程度の英文で書く問題が出ました。

選択肢の問題の配点は37点分です。

こういった確認を踏まえ、次年度以降の入試対策に役立たせていこうと思います。

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