英語の授業

深谷市にある彩北進学塾です。

先日、生徒たちに学校の英語の進度を聞いたところ学校間の差があまりにもあったので、学校の英語の授業はどんな風にやっているかを確認してみました。

学校や先生によって随分違うな、と感じましたがそれは今に始まったことではないのでそこまでは驚きませんでしたが、ただやり方や進め方を聞いた感じでは、学校現場の英語の指導も昨年度から教科書が変わってから相当苦労しているようだということが良くわかりました。

新学習指導要領がスタートして、英語の教科書は過去にないほど難しくなりました。当然、テストで点数が取れない生徒が増えましたが、テスト云々以前に授業を理解できない生徒や単語が追いついていかない生徒、ただ授業で座っている生徒などいろいろです。昨年度から学校の中間・期末テストの英語の平均点は30点~40点台をうろうろしています。

どんどん英語の差が広がる一方ですが、では塾ではどうしているのかというと昨年度からは、ほぼ文法と単語がメインになっております。80%が文法の指導で、単語と表現で15%程度、本文は残りの5%程度の指導です。テスト前は本文などがメインにはなるものの、通常授業は文法ばかりです。

学校の授業の内容を聞いても文法はそこまできっちりやっていない場合が多く、言い回しで覚えてしまっている部分が多いので、きちんとルールを徹底させてきたいと考えております。英語は単語がまずきちんと覚えられること、そして、ルールでもある文法の理解があってはじめて文章がしっかりと読めるわけです。なんとなくの意味で追っていって読んでいるのは英語の学力には良い影響を与えません。

ルールが分かってくれば長文も苦になりませんし、どんな文章が出ても読めるようになります。まして実力テストや入試で教科書の本文は出ませんし、最近では中間や期末テストでも教科書の本文以外の文章を出題することも多くなってきております。

私立中学に通っている生徒や英検で上の級を取得している生徒たちは文法がしっかり身についており、英語を得意としている子が多いです。やはり文法が英語の学力によい効果を与えていると思います。

生徒たちは国語も同様ですが、文法はほとんど身についていないため、これからも彩北進学塾では英語の授業は文法メインで指導をしていきます。

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