宿題

深谷市にある彩北進学塾です。

世の中にはさまざまな学習塾が存在します。宿題の内容、あり方などどれをとっても同じところはないでしょう。

彩北進学塾では必ず塾の宿題を課しております。

学校の宿題とはちょっと意味合いというか意図が異なっているとは思います。

宿題を出すと生徒たちは当然嫌がります。

まして量が多いとそれ自体が苦情になることもあるわけです。

彩北進学塾ではなぜ宿題を課すのか、いろいろな要素がありますが、大きく分けると以下の3つになります。

・繰り返しの学習で忘れることを防ぐため

当たり前ですが、なんでも1回やっただけで覚えられたりできるようになるのは天才だけです。天才なら塾も不要です。人間は忘れる生き物です。まして1週間後にはほとんど0に近い状態になるくらいでしょう。何事も繰り返しの中で定着していくわけです。

・理解度の確認

彩北進学塾では宿題は丸付けも行ってきてもらっております。確認する際にすべて〇の場合は要注意としております。普通に考えると全問正解は喜ばしいことに感じますが、常に全問正解している場合は、2つのことに注意しております。

1つ目は、生徒のレベルに合っていない場合。簡単すぎて宿題の意味をなしていない場合は内容を変える必要も出てきます。同様にきちんと解いてきたのにほぼ×だった場合も生徒のレベルに合っていないので、調整が必要になります。

2つ目は、解答などを丸写ししている場合。塾では普段のその生徒の学力などを把握しているわけですから、ずるをしてきた場合はすぐにわかります。できないものはできないでいいのです。それをとにかく終わらせることだけを目的にやっている場合は、学力が伸びないわけです。

この2つの確認ができます。

・継続して何かを行う力、嫌なことから逃げない力を養う

宿題は内容も非常に重要です。ただ机に向かわせるために出しているなら出さない方がよいでしょう。しかし、意味のあるものであるならばしっかり出した方がよいと考えます。勉強は最終的には孤独で誰かが代わってくれるものではありません。嫌でもやらなくてはいけないことが多々あります。それでも継続していくこと。これは生涯にわたって必要になってくるものです。決められた期日までに決められた内容をきちんと仕上げていくことも重要です。

こういったことから彩北進学塾では宿題を重要と思っております。私もまだ彩北進学塾を開校する前は、宿題をやらない代わりに授業は全力で集中して取り組んで、と伝えていたころもありますが、やはりそれではダメですね。

また、毎日自主勉や学習をしているのであれば、その中に宿題をやる時間を入れるだけのことですから苦にならないはずです。何か別物のような存在にしてしまっているので苦痛に思うのではないでしょうか。特に受験生などは毎日学習するわけですから、その流れの中に組み込めば何も問題ないはずです。

宿題が出たらラッキー、出なかったらなんででないですか?となるくらいでちょうどよいでしょう。

コメント


認証コード1080

コメントは管理者の承認後に表示されます。