私立高校も選択肢に1つに

深谷市の学習塾、彩北進学塾です。

中学3年生の集中力がだいぶ増してきて、自習をする生徒も増えてきました。まだ自習に来ない生徒もおりますので、徐々に全員が自習に来る環境・雰囲気にして行きたいと思います。

さて、そんな中学3年生も進路で悩むことが多くあり、相談されることも増えてきました。

地域的にまだまだ公立志向ではあるものの、私立高校の人気もありますので、単願・併願に限らず、志望校の1つとして選択肢に入れても良いと思います。

ここ埼玉県は、私立高校に通う際に国からだけでなく県からの就学支援金などの充実もあって私立高校人気が高くなっています。2024年度の入試では増加から減少へと変わったものの単願の受験者は若干の増加になってました。

早めに入試を終えて進路決定をしたいという生徒や大学のことを考えたら私立高校のほうが良いと考える生徒・保護者の数も多いのが挙げられます。何が何でも公立へという場合を除くと私立受験の単願は魅力的ともいえます。

良いか悪いか別として、埼玉県では北辰テストや実力テストなどの結果などで私立高校への合格の可能性が分かるので、私立高校を希望する生徒はこうした模試をうまく活用して早めに決めておきたいと考えるわけです。

しかし、同じ私立高校でもその中でもコースが複数あることが一般的で、コースによって偏差値などの学力に大きく差があるのも事実です。同じ私立高校の名前でも中身は全く違うカリキュラムになっていて、またそれぞれのコース別でみても進路・実績なども異なっております。

よって、まずは自分がどの高校に行きたいのかを考える必要があります。公立高校以上に私立高校はそれぞれの校風や理念が異なっておりますので、入学してみてから「こんなはずじゃなかった」となっても困りますね。コースによっても学ぶことが異なりますので、きちんと調べる必要があります。同時に、やはり最低でも受験する可能性がある私立高校へは訪れておくべきだと思います。

10月から始まる個別相談会は当然ですが。それ以外にも説明会その他のイベントなどで実際に見ておくことで考えるきっかけもできると思います。

公立高校が第一志望であっても、私立高校に単願で行きたいとなる可能性もありますし、彩北進学塾の過去の生徒でもそのケースはあります。

その他、制服やスクールバスなど、細かい部分などもきちんと調べることも必要です。公立高校と異なって就学支援金があっても公立の倍以上に費用は掛かります。この点も無視はできません。経費無視は息切れのもとになってしまいますので、重要なところです。

実際に通っている先輩や知り合いに話を聞くのが一番良いのですが、やはりコースによる違いを理解した上で話を聞いてみてください。

私立高校への単願を希望する生徒の多くはスポーツか大学進学を考えている生徒が多くなりますので、大学に行くと決めている場合は、公立高校だけでなく私立高校も本気で検討する必要があると思います。

かつてのように私立高校は名前させ書けば入れる、という時代でもないですし、滑り止めという感じでもありません。昔のイメージが残っている大人は多いので、今はそういう時代ではなく、むしろ私立高校に入ることの方が難しい場合も多いわけです。

公立高校と私立高校の違いはありますが、やはりどちら行きたいのかを対等に考えておく必要があると思います。

幸い、この県北の地域には、たくさんの私立高校があります。正智深谷高校、東京成徳大学深谷高校、本庄東高校。本庄第一高校、東京農業大学第三高校、大妻嵐山高校、早稲田大学本庄高等学院と選択肢がたくさんあります。

いずれにしても学力の部分であきらめることのないようにしっかり勉強をして、選べる状態にしておくことが何よりも重要なのは言うまでもありません。