英語の勉強をするときは

深谷市学習塾、彩北進学塾です。

明日と月曜日は深谷中・幡羅中のテスト対策となります。

さて、今回は英語を学習する際の注意点です。注意点というよりは多くの人がやっているのではないかと思われる間違った学習の仕方についてです。もし以下の説明のようなやり方だったら今すぐに直してくださいね!

問題集でもなんでもよいのですが、例えば、こんな問題。

問:次の英文の( )内から適語を選び、記号で答えなさい。

①This is Ms.Yamada. ( ア He    イ She   ウ It ) is a teacher.

この問題の答えを書くとき、多くの人がノートなどに

①イ

というように書くのではないでしょうか。

また、こんなケース

問:次の日本文に合う英文を完成させなさい

(1)私はあまり上手に泳ぐことができません。

 I (    ) swim very well.

こういう場合は多くの人がノートなどに答えをこう書きます。

⑴ can't

要するに、記号問題であれば記号で答えを書くわけです。そして、空欄補充の問題であれば、その空欄部分の答えだけを書くわけです。

これが他の科目であればまだいいかなと思いますが、英語ではNGです。絶対ダメというわけではありませんが、英語を得意にしたい、英語を苦手にしたくないのであれば、やめるべきです。

では、どうするのかですが、記号で答えたり部分だけを書くのではなく、全文をきちんと書くということです。

最初の例であれば、ノートなどに書くのは、

This is Ms.Yamada. She is a teacher.

とすべてを書く必要があります。

2つ目の例であっても

I can't swim very well.

とやはり全文を書きます。

答え合わせの時にどこが答えかわからなくなってしまいそうであれば、全文書いた答えのところに記号を書いておくなり、かっこをつけるなりすればよいわけです。

こういう面倒で時間がかかることを続けることで英語の力をしっかりつけることができます。

単語力、英語の組み立て、語順などを自然と理解するようになります。毎回問題で出てくる単語は似たものが多いので、知らなうちに単語を覚えていくわけです。語順も知らず知らずのうちになんとなくわかってきます。

実際に彩北進学塾では全生徒に英語はそうさせています。よって、問題があまり進みませんが、急がば回れです。ただ単に記号だけ、部分だけを書いている人に比べたら、年間で見たら単語を書いている量は半端なく多いはずです。英語は単語が覚えられなくて嫌いになる人が多いわけですが、毎日のように問題を解くたびにたくさん練習しているのと同じですし、気付いたら手が覚えているようになっています。

勉強は時間をかけることが実は一番早く進む方法です。

数学や算数が苦手な人は、計算を頭の中で暗算をしてやろうとします。しかし、ノートに筆算した方が速くて正確です。文章問題も図や絵、表などを書いた方がよく理解できて答えをきちんと導きだせるわけです。

勉強は面倒くさがったら成績が下がってしまうのです。じっくり時間をかけて確実に理解することが大切ですね。

よって、英語はどんな問題をやる時でも、必ず全文を書き、知らない単語が出てきたらその都度調べて覚えていくというコツコツ学習が強いのです。

学校のワークでも同じです。書きこむときは仕方がありませんが、自分でその前に勉強するときは上記で書いたようにすべて全文を書いて進めていきましょう。記号で書いたりその空欄部分だけを書いていいのはテスト本番の時だけです!