【北辰テスト第1回】平均点の低さから見える中3生の現状と今やるべきこと

深谷市にある少人数制個別指導塾、彩北進学塾です。
今回の記事は予定では、中間テストの勉強方法の理科編の予定でしたが急遽こちらの記事に変更です。次の記事で理科編を書きます。

4月27日に実施された中学3年生の第1回北辰テストの結果が返却されました。

まず注目すべきは、受験者数が約27,000人だったこと。これは年々減少傾向にあります。少子化や受験方法の多様化の影響もありますが、北辰テストが持つ「今の位置を知る重要な機会」という役割は変わりません。



驚きの平均点!数学38.0点、理科36.9点
今回の平均点を見ると、保護者の方にぜひ知っておいていただきたい現実があります。

国語:51.8点

数学:38.0点

社会:47.3点

理科:36.9点

英語:44.9点

この中で50点を超えたのは国語のみ。特に数学と理科の平均点の低さは際立っています。もちろん各教科ともに満点は100点です。

昨年度の同時期(2024年度)の第1回と比べても、理科・数学の平均点はさらに下がっています。

5科の合計平均点は218.9点。入試本番と比較しても、かなり低い水準となっています。



難しかった?それとも勉強不足?
今回の北辰テストの内容を細かく見ていくと、決して「難問ばかりだった」という印象ではありません。むしろ基本的な問題での正答率が低かったのが特徴です。

つまり、基礎の抜けが大きく影響していると考えられます。

この時期はまだ部活動中心で、本格的な受験モードには入りきれていない生徒も多い時期。しかし、今回の結果を見ると、「そろそろ本気で取り組み始めないと、あとで大変なことになる」という警鐘とも言える結果です。



受験まであと何日?今こそ差がつく時期!
埼玉県の私立高校入試まではあと254日(約8か月)、公立高校入試まではあと9か月です。

一見まだ時間があるように感じるかもしれませんが、この「8〜9か月」はあっという間に過ぎていきます。特に直前期は、焦りや不安で「今さらやっておけばよかった…」となることも少なくありません。

だからこそ、今この時期にしっかりと取り組んでおくことが、後々の安心につながります。



彩北進学塾が今、大事にしていること
彩北進学塾では、この時期から「学校の授業の完全理解」と「中1・中2内容の総点検」を徹底しています。

勉強は「後回し」にして良いことはありません。

むしろ今のうちに苦手を1つでも克服し、夏休み前にはある程度の基盤ができている状態を作っておくことが、これからの北辰テストや入試本番に向けての最大の準備となります。



📌まとめ
・北辰第1回は全体的に平均点が低く、特に理科・数学が顕著

・「まだ早い」はもう通用しない。今こそが差をつけるチャンス

・勉強の基本は「学校の授業を完璧にすること」

・彩北進学塾では今、基礎力の徹底と苦手克服に集中しています


「本気になった人から、受験は始まっている」

この言葉を実感するのが、まさに今の時期です。

お子さまの受験に向けて、今からできる一歩を一緒に踏み出していきましょう。