小学高学年の算数、ここが重要!「割合」「分数・小数」「文字式」克服のための家庭学習と塾の活用法

新緑がまぶしい季節となりました。
小学校の新学期が始まって1ヶ月以上が経ち、お子様たちも学校生活にだいぶ慣れてきた頃でしょうか。

この時期、多くの保護者の方からお伺いするのが、「小学高学年になって、急に算数が難しくなった気がする」「算数に苦手意識を持ち始めたようだ」というお悩みです。特に小学4年生頃から、算数の内容はぐっと抽象的になり、計算だけでなく「考え方」がより重要になってきます。

今回は、小学高学年の算数で多くのお子様がつまずきやすい「割合」「分数・小数」、そして小学6年生で新しく登場する「文字式」に焦点を当て、ご家庭でできるサポート方法と、彩北進学塾がどのように子供たちの苦手克服・定着をサポートしているかをお話しします。


なぜ小学高学年で算数は難しくなる? ~つまずきやすい単元とその理由~
小学3年生までは、比較的具体的な数や量、図形を扱いますが、高学年になると抽象的な概念が増えてきます。

分数・小数:
見た目は数字ですが、「全体をいくつかに分けたうちのいくつ」というイメージが掴みにくいことがあります。
異分母分数の計算や、分数と小数の間の変換など、計算自体も複雑になります。
つまずくと、その後の割合や速さなどの単元でも苦労しやすくなります。

割合:
「もとにする量」「比べる量」「割合」という3つの要素の関係が理解しにくく、どの数字をどう計算すれば良いか混乱しやすい単元です。
「〜の何割」「〜割引き」「〜の何倍」など、表現が変わると分からなくなることもあります。

文字式(小学6年生):
今まで具体的な数だったものが、xやyといった「文字」に置き換わる最初のステップです。
文字が「分からない数」や「いろいろな数になりうるもの」を表す、という考え方の切り替えに戸惑うことがあります。中学数学につながる非常に重要な単元です。

これらの単元は、単に計算方法を覚えるだけでなく、「なぜそうなるのか」という仕組みや概念を理解することが不可欠です。ここが理解できていないと、応用問題になった途端に解けなくなってしまいます。



ご家庭でできる!算数苦手を予防・克服するヒント
お子様が算数でつまずいているサインが見られたら、まずは「どうして分からないんだろう?」と一緒に考えてみることが大切です。

「見える化」する:
分数・小数: 丸いピザや四角いチョコレートを切り分けるイメージ、水のかさやかき氷のシロップの量など、具体的なものに例えて説明してみましょう。数直線図や面積図なども有効です。
割合: 線分図や面積図を使って、「もとにする量」を全体として捉え、それに対する「比べる量」がどのくらいになるかを図で示してみると理解が進みやすいです。スーパーの割引表示などを一緒に見てみるのも良いでしょう。
文字式: 最初は「箱」や「?」を使って、「箱にみかんがいくつか入っています。3個もらうと全部で7個になりました。箱には最初いくつ入っていましたか?」といった具体的な問題から始め、「箱」をxに置き換えてみるなど、段階を踏んでみましょう。

「なぜそうなるの?」を大切に:
計算の答えだけでなく、「どうやって考えたの?」「なぜこのやり方で解けるの?」と問いかけ、お子様の考えたプロセスを聞いてみてください。間違っていても、考え方のどこでつまずいたかが見えやすくなります。

日常生活と結びつける:
買い物での割引計算(割合)、お菓子作りの分量(分数・小数)、時間や距離の関係(速さ)など、算数が実生活の様々な場面で使われていることを話すと、算数を学ぶ意味を感じやすくなります。

焦らず、スモールステップで:
一度で理解できなくても当たり前です。簡単な問題から始めて、一つずつ「分かった!」「できた!」という成功体験を積み重ねることが、自信につながります。



彩北進学塾の小学高学年算数指導 ~苦手予防と完全理解を目指して~
ご家庭でのサポートはもちろん大切ですが、「時間が取れない」「どう説明したら良いか分からない」「親子だと感情的になってしまう」といったお悩みもあるかと思います。

彩北進学塾では、小学高学年の算数において、単に問題の解き方を教えるだけでなく、「苦手予防」と「教科書の完全理解」を特に重視しています。そのために、以下のような特長を活かした指導を行っています。

少人数制の徹底:
一人ひとりの生徒に目が行き届きやすいため、どこでつまずいているのか、どんな疑問を持っているのかを細かく把握できます。質問しやすい雰囲気で、分からないところをすぐに解消できます。

一人ひとりの現状や課題に合わせた進め方:
入塾時のレベルや、授業中の様子、テストの結果などを踏まえ、お子様にとって最適な学習内容と進度を調整します。特定の単元が苦手ならそこを重点的に、理解が早い分野は応用問題に挑戦するなど、オーダーメイド感覚で学習を進められます。これにより、取りこぼしを防ぎ、苦手が大きくなる前に手厚くサポートします。

教科書内容の丁寧な理解:
難しい問題に取り組む前に、まずは学校の教科書内容を完全に理解することを徹底します。基本的な計算はもちろん、「なぜこの公式を使うのか」「この文章問題は何を聞いているのか」といった、基礎となる考え方をじっくりと時間をかけて指導します。特に「割合」や「文字式」など、概念の理解が重要な単元では、様々な角度からアプローチし、腑に落ちるまでサポートします。

「考える力」を育む指導:
答えを出すまでのプロセスを重視し、「どう考えたの?」「他にも考え方はないかな?」と問いかけることで、お子様自身の思考力を引き出します。粘り強く考える習慣を身につけることで、中学以降のより難しい問題にも対応できる力を養います。

彩北進学塾では、これらの取り組みを通して、お子様が算数を「分からない、つまらない」と感じる前に「分かった!面白い!」と思えるように導きたいと考えています。特に中学進学を控えた小学6年生にとっては、文字式を含む算数の基礎をしっかりと固めることが、中学数学での飛躍につながります。



深谷市で小学高学年の塾をお探しなら、彩北進学塾へ
小学高学年の算数は、これからの学習の土台となる非常に大切な時期です。この時期にしっかりと基礎を固め、考える力を養うことが、中学、そしてその先の学習にも大きく影響します。

「うちの子も割合で苦労しているかも…」「文字式についていけるか心配」「家だとなかなか集中してくれない」といったお悩みをお持ちでしたら、ぜひ一度、彩北進学塾にご相談ください。

お子様一人ひとりの「分からない」に寄り添い、「できた!」に繋がるよう、講師一同全力でサポートさせていただきます。

無料体験授業も随時受け付けております。深谷市で地域密着の温かい指導を行う学習塾をお探しの方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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