小6でつまずく“分数のたし算・ひき算”──忘れない学習法と中学へつながる力の育て方

今、小学6年生の算数の授業で起きていること

深谷市の彩北進学塾では、いま小学校6年生が分数のかけ算・わり算をテンポ良く解き進めています。ところが――途中、ほぼ全員が同じ場所で足が止まりました。

「分数のたし算・ひき算って…どうやるんだっけ?」

まじめにノートを開いた生徒ほど“わかった顔”のまま、分母どうしをそのまま足すという超初歩ミスをしていたのです。5年生ではできていたはずなのに、半年も経つと「通分」という言葉さえ霧の中――これは決して珍しい話ではありません。

1. なぜ“できていたこと”を忘れてしまうの?
忘却曲線によると、知識は「24時間後に約7割忘れる」ことがわかっています。

分数計算は日常生活で使う頻度が低く、“触れない期間”が長くなるほど忘却が加速。

学年が上がるほど新しい単元が次々と押し寄せるため、復習の優先順位が後回しになりがちです。

ポイント: 1度できた問題でも、2〜3週間触れないと「手順」から抜け落ちる。

2. 分数のたし算・ひき算を取り戻す3ステップ
①通分の基本を思い出す

最小公倍数を求め、分母をそろえる。

②分子も同じ倍率で掛ける。

計算→約分をセットで

③足し算・引き算をしたら 必ず最後に約分。

少数→分数・帯分数→仮分数の往復練習

形を変えることで理解が定着。

家庭でできるコツ: キッチンタイマーを3分にセットし、1問ずつ手順を声に出しながら解く「早押し復習」を親子でやってみましょう。

3. “短時間×高頻度”が忘却を防ぐ
スキマ3分×毎日のほうが、週1回の60分より記憶残存率が高い。

朝食前・帰宅直後・就寝前など決まった時間に固定すると習慣化しやすい。

高校入試の土台づくりは小6から始まっています。

5. 保護者ができるサポート5選
・丸つけは“過程”を見る

正解でも「どうやって通分した?」とプロセス確認。

・週1回の“おさらい日”を家族カレンダーに固定。

・料理や買い物で即席クイズ

1/2カップ=1/4カップ×?

・ミスノートの共有

間違えた箇所だけ写真を撮り、LINEアルバムに保存→翌週再挑戦。

・成功体験を言語化

「前より速く解けたね!」と具体的に褒める。

6. 彩北進学塾の分数リカバリー指導
小5内容のダイジェスト復習プリントで“思い出す→理解し直す”を最短化。

少人数個別指導だから1人ひとりの忘れ方に合わせた補習が可能。

通分・約分がクリアできたら、かけ算・わり算・文字式へスムーズに橋渡し。

ただいま無料体験授業&学習相談受付中!

まとめ
分数のたし算・ひき算は「忘れる」のが普通。

短時間×高頻度の復習で記憶を定着させる。

今身につけた分数力が、中学数学・高校入試の大きなアドバンテージになる。

  • お問い合わせ --
    電話:048-575-3291

深谷市で学習塾をお探しなら、彩北進学塾へ。

 
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